【太夫、傾国の娼妓(やり手爺)ときて今世悪妃とは、これ如何に?】第3話
「毎朝しっかり飲んでくれるなんて、うちのディーは偉いわ」
無精髭の脅威が遠のいた今、やっと安心して朝食をいただけます。無精髭の主は、どこぞで身支度でもしているのでしょう。
数時間毎に同じ飲み物を口にし続けて、我ながらよく飽きませんね。でも飽きると死活問題。本能に感謝です。
母親も起き抜けは胸が張って痛むようです。お乳が詰まらぬよう、しっかり飲まねばなりません。
痛みに加えて腫れてしまうと、詰まりを取る按摩も激痛を伴うようです。下手をすると発熱も起こります。