一月の俳句10句

春霞老子ひょっこりあらわれる

冬田道ゆっくりはみ出すメルセデス

日向ぼこどの切り株に座ろうか

水仙は自立のカタチじんじろげ

南口そっと春めく御座候

町の角ぺんぺん草は今日も行く

吉日とならぬ吉日遠い火事

論語読み談論風発春一番

菫咲く地球の自転速くなる

二月には立てこもります老人は


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