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アドバンス白緑巨大天門

割引あり

どうも、あららぎです。

先日久しぶりに白緑巨大天門で結果が出たので少しだけ筆を取ろうと思います。

簡単にですが自己紹介をさせてください。
普段は宮城や福島、山形の南東北のCSを中心に活動しています。

過去の成績として、
CS優勝 10回
CS準優勝 10回
超CS Ⅱ 金沢 ベスト64

白緑巨大天門の戦績として、
使用回数 21回(今回含む)
優勝回数 4回(今回含む)
ベスト4 2回
ベスト8 4回
ベスト16 3回

最近の公式大会ではフロアジャッジとして参加しているのことが多いためそちらでお会いしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

本題ですがこのデッキは確定枠が多く調整枠がかなり少ないため、リストよりプレイングに重きを置いていきます。
無料部分で現在採用しているメインデッキのカードにはほとんど触れており、外部ゾーンや入れ替え候補、各対面への立ち回りは有料部分とさせて頂いております。
X(旧Twitter)で該当ポストをリポストして頂くことでお安く買えるようにもなっていますのでよろしくお願いします。

リストの方は既に入賞した伊達CSさんの公式Xにてポストされているこの48枚になります。

カード解説

リスト画像の順番とは異なった順で解説していきます。

メインデッキ

巨大設計図

「リソース」

言わずもがなリソースカードです。このデッキで非ツインパクトの巨大設計図を唱えた際の期待値は、約3枚です。とは言っても2コストで手札が2枚増えてるので破格ですね。

超七極Gio / 巨大設計図

「エンジェル・コマンド」「リソース」

呪文面に関しては非ツインパクトとほぼ同じです。
こちらは自身が当たりにならないので多少変動しますがそれでも期待値は約3枚です。

クリーチャー面も頻繁に使います。
《闘門の精霊ウェルキウス》の出た時やバトルに勝った時の効果で出すことがほとんどですが、「《闘門の精霊ウェルキウス》の上に乗せて返しのLO負けをケア」したり、「《闘門の精霊ウェルキウス》で展開する時に適当なクリーチャーに乗せて打点」にしたりと攻防両方で重宝します。
また種族に「エンジェル・コマンド」を持つため後述の《ギャラクシー・チャージャー》の対象になります。

闘争類喧嘩目ステゴロカイザー / お清めシャラップ

「マッハファイター」「マナ回収」「3コスブースト」

調整枠その①+3コスブースト枠その①
このカードも上下面共に使用回数の多いカードです。
クリーチャー面は《闘門の精霊ウェルキウス》との噛み合いが非常に良く相手の盤面を取りながらマナゾーンにあるブロッカーをそのまま出すことができ、一気に詰めの盤面に近づくことができます。

呪文面は主に青黒ゼーロ、青黒卍夜など墓地利用系のデッキやロングゲームになりそうな時既に使用した巨大設計図を山札に戻す際に使用します。
同じ3コスブースト枠の《支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー》や《閃光の神官 ヴェルベット / フェアリー・パワー》と比較した時、ブーストの質という点では他の2枚に劣るため調整枠となっています。
有料部分にはなりますが入れ替え候補の中でもう少し掘り下げていますのでそちらをご覧ください。

閃光の神官 ヴェルベット / フェアリー・パワー

「オラクル」「3コスブースト」

3コスブースト枠その②
このデッキのツインパクトカード全て上下面で使うので毎回上下面使うって言っちゃいますね。
クリーチャー面は相手の強襲を防いだりミラーで攻める際にトリガー天門からのブロッカーを寝かせるために使います。
また種族に「オラクル」を持つため後述の《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》が1体でもアンタッチャブルを付けることができます。

3コスブースト枠の中で最も3マナ時に唱える優先度が高いのはこのカードだと思っています。
3コスブースト枠の優先度に関しても有料部分で解説しています。

支配の精霊ペルフェクト / ギャラクシー・チャージャー

「エンジェル・コマンド」「歩くパルテノン」「場持ち」「3コスブースト」

新弾パワーカードその①+3コスブースト枠その③
このカードも上下面(以下略)。
クリーチャー面は早期に着地させることは少ないですが、呪文を連打したりGR召喚が絡んだりするデッキに対して早出しすることはあります。
基本的には場持ちの良さがメインで必ず高打点を止めてくれるブロッカーでありながら、パワーマイナスや《轟く覚醒レッドゾーン・バスター》で触りづらいパワーラインなのも偉いです。

このカードが巨大天門の失ったリソース力を補ってくれる1枚で回収対象は自身含め《星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート》、《闘門の精霊ウェルキウス》、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》、《聖霊龍王 バラディオス》、《超七極 Gio / 巨大設計図》、《音感の精霊龍 エメラルーダ》の計7種類になります。
期待値的には2枚もありませんが4t目の動きに関わる全てのカードに触れるため、《フェアリー・パワー》より優先したい場面もあります。

ヘブンズ・ゲート

「発射台」
このカード初出は2005年らしいです

発射台その①
特に解説はいらないかと思いますのでカード自体ではなく受け札の考え方を少し話そうかなと思います。
デュエル・マスターズではデッキが40枚、初期シールド枚数が5枚なため採用されている4枚の「S・トリガー」がその5枚に少なくとも1枚埋まる確率は43%です。
受けが強いイメージのある天門でも実際は確率上2回に1回踏ませることもできないくらいに脆いデッキです。
しかし「S・トリガー」の枚数を1枚増やして5枚にするとこの確率は51%になり2回に1回を超えてきます。
また現代デュエル・マスターズでは《CRYMAX ジャオウガ》の存在により5枚のシールドではなく3枚のシールドを前提に受け札の枚数を考察することもしばしば。
初期シールドが3枚とした時「S・トリガー」の採用枚数が4枚と5枚では少なくとも1枚が埋まる確率は以下のようになります。

4枚採用:28%
5枚採用:34%

確率だけ見るとどちらも2回に1回以上、3回に1回以上と「S・トリガー」の採用枚数を5枚にした方がいいようにも見えます。
しかしながらそれによって自分の本来やりたい動きが通せなくなってしまっては例え受けを前提としたデッキだとしても本末転倒です。
確率は確率としてどこまで割り切りどこまで拾うのかの取捨選択は常に考えなければいけません。

星門の精霊アケルナル / スターゲイズ・ゲート

「エンジェル・コマンド」「発射台」

発射台その②
このカードが無ければ始まらないと言っても過言ではない1枚です。
呪文面での使用が多いですがクリーチャー面での使用も機会はあります。
次のターン除去されない、盾を詰められない、既にこちらの展開があらかた済んでいるといった場面で置いておくことで次のターンリソース回復と展開を両立することができます。
《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》も同様ですがターン終了時を迎えた際に誘発する能力であるため、《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》からドラグハートやサイキック・クリーチャーを出しても龍解や覚醒のタイミングは逃してしまっているため注意しましょう。

闘門の精霊ウェルキウス

「エンジェル・コマンド」「展開」「継続的リソース」

現代天門の要です。
パワーは7500と低めではありますが自身がブロッカーでありバトルに勝った時の能力は「自分のクリーチャー」が対象なため自身が勝つ必要が無いのがバグです。
オリジナルでは「マッハファイター」と合わせて使うことの多い1枚でしたが、アドバンスではドラグハートによって強制的にバトルを誘発させることにできるカードと共に使います。
また踏み倒せる「ブロッカー」に文明や非進化などの縛りは無いため《∞龍 ゲンムエンペラー》や《聖霊龍王 バラディオス》、《超七極 Gio》も対象になります。
しかしながらその踏み倒す効果にもデメリットがあります。
それは1ドローが強制であるという点です。
1体でもタップしている自分のクリーチャーがいようものならそれよりパワーの低いクリーチャーが突撃してきてLO負け、なんてパターンもあります。
常に山札の枚数には気を配りましょう。

頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st

「エンジェル・コマンド」「展開」「除去」「マナ染色」

新弾パワーカードその②
《闘門の精霊ウェルキウス》からの踏み倒し先筆頭です。
《邪帝斧 デッドアックス》《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》で盤面を取るもよし、《爆炎覇龍 ガイフレア》で《流星のガイアッシュ・カイザー》をケアするもよし、《邪帝斧 ボアロアックス》→《音感の精霊龍 エメラルーダ》で爆発するもよしの何でも屋です。
《龍覇 イメン=ブーゴ》譲りのマナ染色も《∞龍 ゲンムエンペラー》の「ムゲンクライム」や《我臥牙 ヴェロキボアロス》からの踏み倒しに無くてはならない能力です。

神聖龍 エモーショナル・ハードコア

「オラクル」「メタ」「アンタッチャブル」

このカードを扱うには環境で使われているカードや自分にクリティカルに刺さるカードへの知識が必要になります。
後述の各対面への立ち回りにて詳しく説明します。

∞龍 ゲンムエンペラー

「ブロッカー」「圧倒的ロック性能」

このカード1枚で詰むデッキも多いでしょう。
アドバンスを象徴する《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》もこの1枚さえあればほぼ無効化することができます。
《闘門の精霊ウェルキウス》からの踏み倒しはもちろん「ムゲンクライム」での召喚もしばしば。
僕はまだ実績解除していませんが《伝説の禁断 ドキンダムX》をこれでしばいて勝つのが夢です。

音感の精霊龍 エメラルーダ

「エンジェル・コマンド」「受け確定」「爆発」

調整枠その②
《ギャラクシー・チャージャー》の当たりや《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》との噛み合いで採用していますが、ロマンの域を出ないため使用回数は少ない1枚です。
しかし暴発できなくとも《ヘブンズ・ゲート》から《闘門の精霊ウェルキウス》《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》を出し先に《邪帝斧 ボアロアックス》から《音感の精霊龍 エメラルーダ》、「EXライフ」を厚くして6枚回収という動きもあります。
入れ替え候補は有料部分で解説しています。

聖霊龍王 バラディオス

「エンジェル・コマンド」「耐久」

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