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レコーディングと社会

この世に特別な人は1人もいない。

自分の持っているものに対して、一つ一つ心ときめくか、どう感じるかと丁寧に向き合っていく作業。まさにモノや周囲を通しての自分との対話は大切だと思います。

そして、音楽でお金を稼いでいる人たちは、お金や時間にルーズであってはならないと思います。アーティストだからといって、普通の人では許されないことが許されると思ってはいけない。僕からしたら、傲慢な人はどんなに実績があっても未熟者。

なぜなら、この世に特別な人なんて1人もいないから。そして、僕はそんな人たちと一緒に仕事をしたいとは思わない。

ミュージシャンが音楽の事を語るな。
ミュージシャンは社会の事を語れ。

若い頃言われた言葉。例えば、打ち合わせの時にミュージシャンが音楽について話せるのは当たり前。音楽の良し悪しではなく、社会についても話せるようになりなさい。この言葉は今でもとても大切にしています。

▪️永武幹子初のソロピアノアルバムのレコーディングが無事に終わりました。トリオ録音に次いで怒涛の録音スケジュールでした。関係者の皆様、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

アウルソロピアノシリーズ。渋谷毅さんに続いての第6弾。8月下旬発売予定。永武幹子トリオの次作は7月27日発売となります。こちらもどうぞお楽しみに。

永武と初めての記念撮影。とても有意義な時間でした。本当にお疲れ様でした。

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荒武裕一朗
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