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【エッセイ】時間

出掛ける前、
テレビをつけているのですが
たいてい情報番組で
コロナや大雪や天気予報の情報収集しながらバタバタ出勤準備します

斜め読みするのでいろんな情報が耳から入っては脳内をすり抜けるのですが
頭に残った事柄をみっつ

【ウガンダ避難民、紛争時に逆戻り】
小さなお子さんを育てるウガンダ避難民のお母さん。やっと得た仕事もコロナの影響で思うように収入を得ることができない。「コロナじゃなく経済に私たちは殺される」
…これは日本でも言えることだと思う。直接的な被災者と間接的な被災者。天災と人災。

【評論家のことば】
医療がひっ迫していてPCR検査の結果が以前より遅れている現状について
「これが1年前ならわかりますよ。1年経ってもこの状況っておかしいんじゃないかって思います」
…時が経てば状況が好転していると手放しで言える人ってすごいなと思った。と同時に私たちは自分たちの手でなんとかできる状況に慣れすぎてるんだろうなと思った。自然にはまだまだ知らないことがあって人が進化を続ける一方なら諸問題は今よりもっとマシだったろう。テレビ消そうかと思ったらさらっと安住さんが流してくれていてほっとした。

【カラヴァッジョが来れません】
3月に国立国際美術館で予定されていたカラヴァッジョ《キリストの埋葬》展が中止とのこと。コロナ感染拡大の影響でバチカンからの輸送が不可能となったため。
…改めて絵画が時と国を超えてやってくるものなんだと何だかハッとしました。歴史を超えて私たちに伝え継いでくれる古い絵画。今は静かにその場所で息を潜めておいてほしい。

おまけ
【播州そうめんコーシャ認証取得】

コーシャ*(フード)とは、イスラム教徒のハラールフードのように、ユダヤ教徒が食べてもよいとされる「清浄な食品」のこと。

ユダヤ教の聖典には食べてもよい食品、食べてはいけない食品が記されており、敬虔なユダヤ教徒は、3000年前の昔からその規律を厳格に守って生活しています。(コーシャジャパンホームページより)

播州素麺といえば龍野の揖保乃糸が有名ですが、そことは違う会社が取得したそう。認証されたことで、世界各地のユダヤ教徒のほか、米国や欧州の富裕層からも安全な食品として認知されやすくなるそう。播州そうめんの海外展開に弾みをつける構え。

絵画もそうめんも今は海外を自由に往来できない状況だけど、また動き出す時に備えて動けない今の想像や創造が大事なんだろうな。批判ばかりでは精神衛生上も良くないと思うんだけど。。

コロナが出現してからの動向は目まぐるしいし自分も翻弄されるけど色んなことが変わろうとしているのには目が離せません。もっと経済も歴史も労務についてとかも勉強しとけばよかった。まあ。できるとこからやろうと思ふ。

そろそろ関西も2度目の緊急事態宣言が発令されそうです。引き続き気をつけて生きてゆきましょう。

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