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かろみえの本当にあった怖い話①

夏だし、まだまだ暑いので
怖い話でもしようかなと。
謎に実体験多いのでw

では始まり始まり

それは、
かろみー(かろみえ呼びづらいから愛称で)
が小学生だったころのお話~

わたしは奄美大島に住んでいたのですが
何故だか昔から心霊体験が多かったり
自身に霊感はないのですが
霊感の強い友だちが多かったんです。

わたしはおばあちゃんと2人暮らしで、
最初6人暮らしだったのが
結婚や上京などで引っ越したため
2人暮らしにしては少し大きめの
一戸建てに住んでいました

夜になると、なんとなく
怖い雰囲気になる我が家が
自分でも少し苦手でした。

しかし、ある出来事が起こったのは
休日の真っ昼間のこと…

友だち4人(A、B、C、D)
と一緒にわいわいと
わたしのベッドの上で
ぎゅうぎゅう詰めになりながら

プレステ2でポップンの対戦を
2人づつ交代でやっていました。

AとBが対戦してたので
わたしとC、Dは待ちながら
雑談などをゆっくりしていました

するとそのとき
パタパタ、と廊下を歩くような音が。

今、うちにはわたしたち以外いないはずでした。

かろ「ばぁちゃーん?」
呼んでみても、やはり返事はありません

かろ「ねぇ、足音しなかった?」

CとD「なにも聞こえなかったよ?」

AとBはゲームに集中していて、
それどころじゃありません

しかしその直後
「きゃぁああああ!!」

わたしはAとBの間に
突っ込んでいきました

ミシミシ、と障子を挟んですぐ隣の
仏間の畳がきしむ音が
すぐそこで鳴ったのです。

今度はC、Dにも聞こえていました

ゲームを邪魔されたAとBは
そんなの鳴ってないよ、と
不機嫌になりながらも
ゲームを一旦停止させました


部屋が静まり返ったそのとき


ミシミシ…

全員「!!!」


「かろみー」


全員が
「ぎゃあああああああ!」
と叫びました

わたしの名前を呼ぶ女性の声が
今度はみんなも聞こえていて
なにより、
名前を呼ばれたわたしが1番恐怖を感じていました

なんども呼んで、おばあちゃんがいないか
確認しましたがやはり他には誰もいません

そして実は、障子の一部が破れていて
のぞけば仏間から玄関まで見えたのですが
一番最初に音がしたときから
ずっと見ていたけれど
誰もいなかったのです。

わたしたちは恐怖を振り切るために、

全力でポップンをしました...

(完)

いかがだったでしょうか…
最後まで読んでくださったみなさん
ありがとうございます!

他の話もまたそのうち!

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