【荒木定点観測】vol.4 最近(8/9-8/29)の荒木貴裕さん(徳)【FA権獲得】

定期企画のこのコーナー、最近の東京ヤクルトスワローズ・荒木貴裕選手の成績を振り返ってみたいと思います。(ちょっと溜めちゃいました(汗))

3週間で6回の代打起用、代走・守備固めも1度ずつありました。

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(図)2020.8.2-8.8の荒木貴裕選手成績詳細

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(参考)ストライクゾーン領域詳細表

8月18日、前回安打の7月18日以来ぴったり1カ月ぶりのヒット・タイムリーが飛び出しました。内角低めの直球を振りぬき、三塁線を破る鋭いあたりのツーベース・・・劣勢の試合状況ながらベンチの松元コーチや宮出コーチの笑顔が印象的でした。

この期間もおおよそ1割台のバッターと思えない程辛抱強く代打起用されました。この期間の変化としては、それまでポップフライが多かった中でゴロアウトが増えてきたことが見受けられます。外角低めの球をセンター方向へ狙っている傾向にありました。未だインコースの対応に課題があるものの、低めの球を一本タイムリーに出来たのは一筋の光明でしょうか。

現在 40打数5安打3打点 打率.125です(8/29現在)

そしてそして

【祝・国内FA権取得!!!!!!!!!!】

2009年ドラフトで入団後、あしかけ11年でのFA権取得となりました。

プロ初出場は2010年3月26日の巨人戦、7番ショート先発出場。その他の記録(wiki参照)はこちらの通りです。

初打席:2010年3月26日 対巨人 2回表に内海哲也の前に空振り三振
初安打:2010年4月7日 対広島東洋 4回裏に斉藤悠葵から投手内野安打
初本塁打・初打点:2013年6月27日、横浜DeNA 2回裏に鄭凱文から左越2ラン
初盗塁:2014年5月8日、対広島東洋 6回裏に二盗(投手:永川勝浩、捕手:石原慶幸)

対戦相手の名前に「10年」の時を感じますね・・・

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(図)フレッシュオールスター:MVPの一覧(過去20年分)

この10年間の間にはフレッシュオールスターMVP受賞(地元富山アルペンスタジアムの開催)もありました。せっかくなので過去20年分の一覧を貼っておきます。他の面々を見ても、やはりここでの活躍はその後に繋がる賞であることが分かりますね。

FA権も取得し、1本も出たこの3週間、9月、そしてシーズン中盤以降の復調へ、引き続き見守っていきましょう。

文責:徳

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