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令和版百人一首 恋の巻【秋の部】(400文字)

Keiさんの呼び掛けに応じての応募となります。

三羽 烏さま、よろしくお願いいたします😀💦

君去りし
街に立つ僕
顎あげて
睨みつけたる
鰯雲かな

400字の記事に代えて、

秋の歌を💦

『秋風の吹く街で』


風吹く 街で 君と出会った

色づく 君に 心ざわめいた

一緒に歩いた あの道は今も

変わらない でも、君はいない


季節は 巡って 白い時が来る

雪降る 街で 肌の熱想う

一緒に歩いた あの道は今も

変わらない でも、君はいない


ピンクの 花びら 風に踊るなら

目を閉じ 目を開け 部屋を出るだろう

一緒に歩いた あの道をひとり

明日へ、ただ明日へ

えっと、秋。

僕は、秋生まれなのです。

だから秋が好き

なのかというと、

若い頃は、

むしろ嫌いでした。

ゆく夏を、

蝉時雨みたいに

惜しんでいました。

でも歳を重ねて、

いろんなやなことや、

いろんないいことが過ぎ去るものなんだ

ってわかったら、

秋が

いくらか好きになってきました。

この短歌は、

僕の

若い頃の歌です。



文庫本を買わせていただきます😀!