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今でも僕は夢の中だよ?(2170文字)

占わせてくださーい!

とか言って、

希望される方の生年月日等から

星ぼしの角度を読ませていただく

ような活動を、

このnoteでさせていただいてきた――

のだが、

今日は反転して、

自分で自分の角度を読んでみたいと思う。


すべての角度を読むのは、

まあ自分自身のことなんで、

そのうちいつか暇なときに、

ってことにしておいて、

今日のところは

もっとも目立った角度についてだけ見詰めてみることにする。

【太陽と海王星の合】

について。

合っていうのは

ニアリー0度で重なりあっているってことで、

横文字でいうならコンジャンクション。

星どうしの意味を強めて融合させる角度

だと解釈されている。

僕の場合は蠍座の位置で

太陽と海王星が

誤差0度でぴったり重なり合っている。

――これに

冥王星と天王星が

誤差1度のこれまたタイトな角度でセクスタイル(調和を象す吉角)を形成しているのだけど、

――つまりは影響力の甚だしい天空の御三家(天王星、海王星、冥王星)が3つとも太陽にタイトに関わっているのだが、

そんなふうに話を広げてしまうとやたらと長い記事になっちゃうので

今日のところは

太陽と海王星の合

にしぼって考察してみたい。

「人生の目的を象す太陽」に

「夢や理想や目に見えないものを象す海王星」が重なっているのは、

【大きな夢をかなえる配置】

だと言われていたりする。

【大きな理想を実現する】

とも言い換えられる。

蠍座での合だから、

徹底した理想主義者だったりするのかなあ。

「あなたはあなたの理想を生きて現実を生きていないからわたしの現実を愛せないけどわたしはわたしの現実を生きているからあなたの現実も愛せる」

だなんて格言めいた迷言をプレゼントされたことがあるのだけど、

翻訳すると、

「夢見んのは寝てるときだけにせえよ!」

ってなことだったんだろな。

「はよ目ぇ覚ませや!」

って言われていたのだと思う。

でいどりーむびりーばーもいいとこだったんだろう。

でもま――いまだに僕は夢の中だよ?

海王星は、

【無意識や直感やイメージ】

を象してもいる。

だから、

【直感が働く人】

であるらしい。

【予知夢を見たりもする】のだそうだ。

そう言われたら確かにみたことあるなあ。

ものごとをビジョンとして見透かしたりしちゃう

みたいで、

その点を考えると、

なるほど、

占い師に向いていないこともないんだなあ。

ひとさまの配置や

ありさまの配置を、

景色として眺めるのは

とても楽しい。

【ミステリアス】だとか【カリスマ性がある】だとか

そんなふうにも言われているようだけど、

僕の場合、

場所も蠍座だし、

そのあたりの傾向はより強まっているのかもしれないなあ。

【夢のある特別な職業に就く】

とも言われていて。

少年向け漫画雑誌の編集者

ってのは確かに天職だったかもしれない。

理想を描き、

かつそれをかなえるために必要なことを直感的に感じ取り、

先を考えて計画を立てることもできるのだとか。

少し自覚がある。

子供の頃から、

(だったらいいなあ)

ぽやんと考えていることが

「なにやら自然に」現実化しちゃうことが多々あったのだが、

思えば、

(だったらいいなあ)を実現するために必要なアクションを

「無意識のうちに」とっていたといえばまあとっていたのかも。

他方で、

【自己犠牲的】であり、

【共依存に陥りやすい】――、

つまりはダメな人に尽くしてしまいがちだったりするようで。

思い当たるふしがおおいにあるなあ。

【お人好しっぷりを発揮してひとに騙されやすい】面があったり、

ってのはどうだろ?

蠍座だしね、

用心深いから

あんまり騙されないような気がしていたのだけど、

振り返ってみると、

小さくは騙されないぶん、

とんでもなく大きく騙されていた――、

というか自分で自分を騙していた――

みたいに、

ふむ、

捉えられなくもないことがたくさんあるかも。

【子供っぽく】て【甘えん坊】――。

これはまんま当たってるなあ。

ぬいぐるみ(妻の連れ子のがあちゃんたち)と寝てるし。

妻は甘えさせてなんかくれないけど。

【世間知らず】で【浮世離れ】で【ふわふわしていて地に足がついていない】傾向にある――?

ん。

あるある!

【アルコールや恋愛に溺れる】ことのないよう注意が必要――?

酒は強いし、

陽気にしかならない酔い方だけど、

色恋について省みると――、

海王星って

【恋愛や享楽を象す金星の親玉】らしいから、

どうりでまあ恋愛中毒だった時期もあったのであるなあ。

別の配置で、

「制限や禁欲を象す土星」と「色恋や享楽を象す金星」のセクスタイル(調和的な吉角)があるから、

どっかでまあブレーキやコントロールは保ててはいたのだろうけど、

ヘッセの描いたゴルトムントみたいなさまだったりした時期が、

はい、

若かりし頃にはまああったかなあ。

芸能人でいうと、

中村倫也さん

がこの配置を持っているのだそうで。

確かにあの方、

とらえどころのないふわふわさを醸しているように見えなくもない。

「ふわふわっぷりは似てるね」と妻。「――顔は似てないけど」

「僕が俳優並みのイケメンだったら、君……」と返してやった。「今、僕の隣にはおられんかったよ?」

――ま、

そんなこんなで、

浮き世から離れたお花畑で今日もまた、

幼き妻やがあちゃん相手に

お遊戯じみた一日をやり過ごしているなりよ。

「実現できっこない」

と誰もに言われちゃいそうな夢を

なんとなく曖昧にポケットに突っ込んだまんま。

そ。

――今でも僕は夢の中。


文庫本を買わせていただきます😀!