見出し画像

会社員としてサモランを遊ぶ

業界の資格テキストとか英語のテキストなどを読みながら、スプラトゥーン2イカすアートブックを流し読み。
スプラトゥーン3から実装されたイクラ投げだけど、前作のデザイン案にすでにそのようなイメージイラストがあったのね。

スプラ2のアートブックより

この本とても可愛いし楽しくて読み応えもあるから、デザイナー志望とか関係なくスプラファン必携だよ!

娘もお気に入りの384ページ

春に発売予定の3のアートブックも速攻で予約済み。楽しみです。


サーモンランと仕事論

会社員としてサモランを遊ぶときは現実の仕事と一緒で、上手い人がそうでない人をカバーしてあげる構図を意識すると、チームの一体感が増して成功率も上がると考えています。
スプラトゥーン3自体は小中学生向けのゲームとは思うけど、サモランに限らずナワバリバトルもバンカラマッチも以下の会社員的な目線はそこそこ当てはまると思うんですよね。

スプラトゥーン3のコツについてノウハウを語る人はみんな幼い人が多い印象があって、それはもうターゲットが小中学生なんだし、まあ当然だよね!語るのも若い人が多いよね。
なのでここではあえて会社員目線で語ってみることにしようかと。職場で「永遠の新人」たるポンコツな私が仕事論を語るのは顔厚忸怩の極みなのだけど、まあでもあえて、あえて書いてみよう。

会社で新人が高査定を狙うには

会社勤めの若い人にあまり理解されていないこととして、仕事は職責・職級や職務内容の難度が上 がるにつれて、関わる人も増えていくという事実がある。 これはどこの会社もほぼ同じ。人にお願いすることが増えてくる。
そして営業部門なら数字を上げる側から数字を管理する側になるし、関連部門との連携も出てくるし、営業部門に限らず様々な部門の人たちに対して、自分で手を動かすだけでなく手を動かす人たちにより良く手を動かしてもらうような環境を整える側になってくるよね。

新人は最初のうちは課されたことをやっていればよいのよね。 だけど後輩が入ってくると後輩の面倒も見なければならない。そのうち先輩のサポートや上司のアシストも業務に入ってくる。自分のことだけやっていれば OKというのは基本的に新人のうちだけなのです。

なので、チームとして最高のパフォーマンスを出すために自分はどう立ち回るべきか、昔だったら外線(懐かしい)は積極的に取るとかね、それを常に考えることは査定・評価を上げるうえでとても大切だよ。給料アップとか職責上げたいという人は1つ上の目線を意識してみると良いかもね!

ある会社の組織論

東京日本橋にある業務が激烈過酷なエリート金融集団『ノルマ證券(業界最強)』で会長を務めていた方の言葉に

「役員は社長の仕事を、部長は役員の仕事を、課長は部長の仕事を、ヒラは課長の仕事をしろ、ひとつ上の職責の仕事を意識する、それが強い組織の条件だ」

(うろ覚え)

というのがあって、日経の『私の履歴書』でそれを読んだ私は舌を巻きました。さすがエリート集団!全くその通りだと思う。まあそれができるのも優等生しか採用しない業界トップのエリート集団だからなんだけどね。

チームの状況をよく見る

こういった組織構造、 人的資源管理にいち早く気付いて立ち回れる若手がいわゆるデキる人材・将来伸びそうな幹部候補としてミドルやシニアから白羽の矢が飛んでくるようになります。

なので若い人は自分の仕事だけでなく、チームの状況をよく見てみると良いかもね。 自分の手を動かすだけでなく、上司・先輩・同僚・後輩・部下 に最高のパフォーマンスを出してもらう立ち回りの意識を持つことが査定を上げるコツ、 なのかもしれない。

サモランも同じ

味方に最高のパフォーマンスを発揮してもらうにはどうしたらよいかを考えると良いですね。サモランで貸与されるブキには得意不得意があります。チャージャーにタワーを処理させないとか、バクダンを短射程に任せっぱなしにしないとか、自分のロールを理解して味方の苦手な部分を補ってやる必要があるわけです。

フィールドの特徴・潮の高さ・ブキ編成を理解して、バイト中に各人の個性・クセを見抜き、メンバーのスペシャルの行使状況まで把握できるようになれば、あなたはバイトリーダー、ひいてはクマサン商会のマネージャーです。

私? それができていたらとっくに『でんせつ』になっています。恥ずかしいからやっぱり書くのやめれば良かったですね(汗)。

余談、年長者を笑わない

会社の超偉い人はパソコンなんて扱えなくて全然かまわなくて、それよりも大局的かつ論旨明快な経営方針を全社員に提示してその責任を持つのが仕事。
そしてシニアやミドルたちはその方針を具体的かつ実行可能なレベルに変換して一般社員に落とし込んで、その責任を持つのが仕事。
一般社員は目の前に下りてきた職務に邁進する仕組みが一般的です。若い人はみんな頑張ってね!私のようなポンコツミドルは去りゆくのみ。

※パソコンを扱えない上司を若い人が笑うのは筋が違います。大きな間違いです。それよりも現場の上司は戦略を実行可能な施策に落とし込めるかどうかがキモです。課長・部長の悪口を言う人はそういうことができる課長・部長になれるように頑張ってください。
まあでも今のシニアだって、ワープロを扱えないそろばん派の先輩方を笑っていたかもしれないんですけどね。

追記

「味方のせい」というのは事実としては正しい。でも必要以上に責めるのは間違っていて、それはなぜならチームプレーだから。
「予算未達に終わった」というのは新人がいたせいかもしれない。でもヘッドカウントで割り当てられていたらそれはもう仕方がない。新人の分までメンバーが稼がないといけなかったわけだし、だから一部の投資銀行なんかでは新人の配属が嫌がられていたりしたんだけど、まあ、仕方がないよね。新人さんたちは全く悪くない。
スプラのいわゆる「戦犯」も故意でなければ全く悪くないでしょ。うちの娘も『たつじん+1』ならエースだけど『たつじん+3』だとお荷物です。一緒に遊んでくださる皆さんに親として感謝しかないですよ。いつもありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?