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起業で成功する人には一定の法則がある

これまで1000人以上の経営者とお会いして、感じたことがあります。1000人の中には、起業したての頃にお会いし、今や数千人の社員がいる企業の経営者もいます。一方で、失敗して今はどうしているかわからない経営者もいます。

聡明でも成功できなかった人たち

成功する人と成功できなかった人の違いはなにかあったのでしょうか。思い返してみると、成功できなかった人の中にも、とても聡明だった人やプレゼン能力の高い人もいました。起業まもない頃、成功する人と成功できなかった人が一緒の場にいると、半数以上の人が、成功することができなかった人の方の将来性を高く評価していたことも一度や二度ではありません。事業計画もよく、プレゼンもうまく、聡明でも成功できない人はいます。

「成功した人たち」の特徴

一方、成功した人たちはどうでしょうか。この人は普通の人だと感じる人が成功するケースを多く見てきました。事業計画は普通、カリスマ性があるわけでもない。プレゼンも普通。

では、彼らはどうして成功したのでしょうか。私がこれまで見てきて感じる2つの理由があります。

一つ目は、継続力です。しつこいくらいに、粘り強く、事業を続けいきます。営業で10人断れたら、次にまた10人営業する。99人断れたら、100人目の営業に行く。開発でも同じです。成功できない人は30くらいやって失敗すると、これだけやってダメだったら、ダメだと諦めてしまいますが、成功する人は、その粘りが違います。愚直に継続できる力が強いのです。

二つ目は、人望です。カリスマ性があるということではなく、人がついてくるという人望です。やり方はひとそれぞれです。社員に完全に権限を移譲して、問題があったら責任をきちんと取る覚悟をもった人もいれば、自らがリーダーシップをとって、社員を励ましながら進めていく人もいます。タイプは違いますが、どちらも社員を大切にしています。

誰でもできることを大切に

すごい才能やすごいアイデアがなくても、企業は成長させていけるものです。大事なことは、誰でもできる毎日を大切にすること。諦めずに続けることを大切にする。そして、信頼される人になる。この2点が普通の人が成功する人になるために大事なことです。

誰でもできることではありますが、案外多くの人ができていないことです。この普通のことを大事にしていくと、複利的にビジネス力がついていきます。

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。マーケティング戦略、ブランディング、PRなどの他に、経営者のメンタルコーチもしています。最近、経営者コーチの存在が一般的になってきて、採用される経営者も増えてきました。ご興味ある方はinfo@whiteknight-jp.com「経営者コーチお問い合わせ」までお気軽にお問い合わせください。

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