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やっぱり破産のイメージって…

今日は会社を整理する時もその後も、日頃から大変お世話になっている坂本自動車工業の坂本社長の事務所に挨拶に行ってきました。

iPadに「破産のススメ」のepubファイルを転送して、社長と色々とお話ししたのですが、ちょうどお二人お客様がいらしていて、ご挨拶しながら、そちらの方々とも色々と話したのですが、やはり破産の実際の事はご存知無いようで、相当にとんでもなく悲惨なことになるだろうという漠然としたイメージをお持ちのようでした。

破産が気楽とは言いませんが、少なくとも債権者が押し寄せたり、破産するからと言って誰かに責め立てられたり、一家離散だとか、怖いお兄さんが金目のモノをぶん取りに来るとか、そういう事は現実にはありませんから。

事務所とか会社そのものの整理は引越しみたいに大変ですが、それが終われば、むしろ不気味なほど静かに淡々と進みます。

普通にお勤めしていたら、個人で破産ということもあまりないかもしれませんが、少なくとも中小企業の経営に関わる方にはやはり読んで欲しいと思いますし、破産に対するイメージが怖いものだと思っている人にも、やはり読んで欲しいとは思いました。

色々な質問を受けましたが、どの質問にもスラスラと淀みなく答えられる自分は、やはり全てを経験して、さらにそれを本に書くことで、ずいぶん破産について詳しくなったものだと改めて思いました。それにその質問の全ては、やはり全部本に書いたことでした。

実際、私も破産すると決める前は知らないことばかりで不安だったのですが、せめてこの本を読んでいれば、いざという時にはそういう手段もあるということがわかるので、人生のお守りというか保険というか、知識として持っておいてもいいのではないかと思います。自分自身が破産しなくても、例えば友人や知人が悩んでいたら話してあげられますし。

自分の本の宣伝みたいになってしまいますけれども、やはりできるだけ多くの人に読んで欲しいと思いました。


サポートする代わりに、こんな本を書いたり、こんなことをしている奴がいるよーって触れ回っていただけると助かります。