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知らない人に道を聞かれる状況(共感モトム)

ワタシはなんだかよくわからないけど、よく、知らない人に道を聞かれる。

ボケーっと歩いていたら、正面から人が来たので左に避けたら左に。右に避けたら右に。と前から来る人が同じ方に避けようとしてくるので、顔をあげたら「ここへ行きたいんですけど、ご存知ですか?」とか。

ボケーっと歩いていたら、正面からきた車が横で止まったかと思うと窓がスーッと開いて「〇〇病院へはどう行ったらいいですか?」とか。

ボケーっとはじめての街を歩いていたら、外国の人に英語でバス停の場所を聞かれたりとか。

年がら年中ボケーっと歩いているように感じたかもしれないけど、うん、正解。


唯一絶対に嘘やろ?と思ったのは、高校時代の定期テストの時。

社会科の選択で倫理を選んでいたワタシは2時間目からテストだったので、駅から学校までボケーっと歩いていた。すると横で車が減速して窓から変なにーちゃんが

「〇〇駅への行き方わかりますか?」と聞いてきた時。

「真っ直ぐ行ったら駅ですよ」と親切に答えてあげたにもかかわらず

「ちょっと一緒に乗って教えてもらえませんか?」なんてふざけたことをのたまいやがる。

「いや、テストなんで遅刻できないんで無理です。真っ直ぐ行ってください」と礼儀正しく伝えて車道からそっと距離をとると、後続車がきたのでその車は走り去って行った。

っていうか、車通りの多い道でにーちゃん何しとんねん…。

そして倫理・政経選択者が少な過ぎて、周りに学生が1人もいなかった悲しさ…。ハタから見たらそりゃ、学校に余裕かましながら遅刻してる子に見えるわな…。



そんなワタシが1番驚いた道を聞かれたシチュエーションは、車に乗って交差点で信号待ちをしていた時。

先頭で信号待ちをしていたら、交差点を左折してこちらの道に入ってきた車が横で止まった。

え?交差点ですけど?曲がりきれなかった?いやいや、横に並んでるから、曲がりきってるよね??ん??

と、頭に?マークをてんこ盛り浮かべていたら、その車の運転席側の窓がすーっと開いた。

???なに???

知り合いかと思い顔をじっくり見てみたけど、まったく知らないおばちゃんだ。

???なんかしたっけ???

いやいや、信号待ちで交差点に止まっているだけだから何もしようがない。

??????

おばちゃんが何か言っているので、窓を開けてみると

「〇〇はどう行ったらええんかなぁ?」と道を聞かれた。

え?この状態でなんで道を聞こうと思った??しかも、〇〇はここからちょっと距離がある場所。それに信号がもうすぐ変わる。後ろにも車がいる。無理やろ。こうなったら必殺

「すいませーん。ちょっとわからないですー」


すると、おばちゃんはにこやかに
「そうかー。ありがとうなー」
と右手を上げて、ぶぉーんと走り去って行った。


歩いていて対向車に道を聞かれることは多々あるけど、車に乗っていて対向車に道を聞かれたのは後にも先にもアレ一回だけだった。

周りに聞いてみても同じ体験をした人はいないだけでなく、そんなヤツ絶対にいてない!と断言されるので、もしかしたらワタシの記憶はヤバいのではなかろうか…と少し心配になってくる。


(つД`)ノ 誰か…誰かいませんか…

対向車に道を聞かれた方…


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