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扇子のつもりが特大おちょこと言われ続けているうちに鬼太郎袋に見えてくるって言う

そんな踏んだり蹴ったりな夕暮れ時。

そんな書き出しだけど、今日もそんなこととは全然関係ない事を書いていこうと思う。


先日「ブスと言って人を刺すのはいかがなものか」という話を書いたあの日(おうつくしい記念日)から、我が家では「おうつくしいっ!」と攻撃するようにとローカルルールが制定されている。そして更に教育的指導をきつくおこなったにもかかわらず、今日も「ブスッ」と上腕に攻撃を加えてきた 子 がいた。


「ちょっ!そんなふうに育てた覚えはありませんよ!」

「そんなふうに育てられた覚えは無いから大丈夫!」


なんていつもの様なやり取りをしながら「その効果音は我が家では重罪に値するのがわかっているのかね?」ときつくツメてやろうと思い

「その 」

と言いかけたところで何かを察した 子 は

「あーー、はいはいはいはいはい。ちょっとまってや、やり直すから」

と言いながらヒトコマ分動きを戻した後

「 ビジンッ!(美人) 」

と言いながら再攻撃を加えてきた。

び… ビジン ?! どっから出てきたそのワード!?


「ちょ、なんかソレ語呂悪くない?」

「だってそう言えって言ったやん」

「いやいやいやいや、『ビジンッ』じゃなく『おうつくしいっ!』やろそこは。なんか動きと微妙にあってないし。変やろ」

「どっちにしても変やからどっちでもええやんか~」

んん~、なんだか納得いかない。納得いかない顔をしているワタシに続けて子は話続ける。

「それにさ、攻撃と言えば『ブスッ』か『ザクッ』じゃない?それ以外はおかしいって」

「ざ … ザクだと?!その効果音もレディーに向かっては失礼にあたるやろ!!」

「一般的やん」

「ザクやでザク!?わかってる?!足首ないんやで?!」

「なんでただの効果音でそんなにこだわるんよ」

「気になるやろ?!『ドムっ』もイヤやしな。自分『シャア!』って言われて攻撃されたら『赤くないわっ!』って言いたくなるやろ?」


「ならんわ」



そう言い残して子は「美人っ 美人っ」と言いながら空中に突きを繰り出しながらどこかへ去っていった。


(ノД`)・゜・。 ダレニニタンダカ…ツキアイワルイナ… 


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