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やっと読み終わった

何度この本をあちこちの出先に持っていき、読まずに帰ってきたことか。

思い通りに行かないこと、つい誤った判断してしまうこと、人にはそういう癖があるんだって理解しておくこと。

恣意の一貫性

最初のアンカーが大切だから、はじめてのひとり暮らしの家賃は抑えておこうと思った。

やりがいとお金の話

かねてから、自分でやりたくてやるのはいいのに、そこにお金が発生してしまうとやる気をなくすのはなぜだろうと思っていた。

社会規範と市場規範は両立せず、ひとたびお金の話が入ってくると今までの人間関係とかが崩れてしまうかららしい。愛とお金のバランス、難しい。

経済の話でも、そういう人間の情の部分も考慮されるんだ、と面白かった。次は社会的資本の本など読んでみたくなった。

扉を開けて「おかない」

可能性は無限大!とかじゃない。資源も時間も有限性。選択肢を絞って集中する。選んでいる間にできたことを考える。極めて現実的。
たとえば何か買いたいとき、もっといい物見つかるかもとネットサーフィンを続けるのをやめて、ある程度即決しようと思った。

ダン・アリエリー 著・熊谷淳子 訳『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』早川書房。

2021.2.4

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