愛するということ
について考えたくなるクリスマス前から読み出して、
お正月明けまでかかってしまった。
手厳しーい先生の講義を聞いている気分。正解は教えてくれない。自分でやってみるのじゃ〜。
「たがいに夢中になった状態、頭に血がのぼった状態を、愛の強さの証拠だと思いこむ。だが、じつはそれは、それまでふたりがどれほど孤独であったかを示しているにすぎないかもしれない」(p.15)
ぎくり。
「愛は落ちるものでなく自分の意思で踏み込むもの」
「自分のことを愛することができなければ他人のことも愛せない」
ぎくりぎくり。
同じ時期に耳に入ってきた
「好きと言えないなんて、ケチな根性よ」
という宇野千代さんの名言にトドメを刺さたような。
うーん。
だけど、愛って何よ〜。愛するって何よ〜。大切にするって、どうしたらいいんだろう〜。
自分でやってみるのじゃ〜。
エーリッヒ・フロム 著・鈴木晶 翻訳(2020)『愛するということ』紀伊國屋書店。
2020.1.8
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