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ずんたんとの脳内会話(A1リーグ第10節から)

久しぶりの更新です。(予想通り…)
最高位戦A1リーグも11節まで消化。
10/6(水)の最終節を残すのみとなりました。

決定戦進出は3位まで。
現実的な可能性は5位の村上まででしょう。
b卓、鈴木・新井の上位はほぼ確定。
b卓の下位とc卓、石田・村上の上位で争いになる公算が高いです。
そして最終節、放送卓になりました!
ABEMAにて正午開始。
いつもに増して長い1日になりそうですが、沢山の方にみていただけると嬉しいです!

さて、第10節1回戦南3局から、
「めっちゃ牌で会話してるなー」
という局があったので書いてみます。

放送ページ
1:40:00辺りから
ABEMA
YouTube

(白をポンしています)
村上と僅差のトップ争い。
坂本からの先行リーチを受けた私は前巡、
8mを掴み頭の南を打って迂回。
次巡、テンパイチャンスを広げる7sをツモ。
どうしましょう?

親以外には現物ですが、
どうせテンパイしても3s切らないのでツモ切り。
3sが通る可能性もあるわけで微妙かなとも思いましたが、
この選択が大きなアガリを産むことになるのだから麻雀は奥深いものです。

次巡5mを引いてテンパイ復活。
たった1牌、
7sと南の切り順だけなのですが、
これにより私がかなり受けているように見えます。

すなわち、
南南7s→7sを使って粘ろうとしている?
南7s南→7sより安全牌の南を大事にしている。諦めたか?

という印象を受けるのです。

2巡後の村上

私のロン牌4sをキャッチ!
この4s、坂本のリーチにはかなり通りそう。(10巡目7sはツモ切り)
村上はこの一打に約40秒かけているのですが、
その間わりと本気で
「4s掴んだんでしょ?
私受けてるように見えるでしょ?
you、打っちゃいなyo!」
って思ってました。
この局面、村上の立場で迷う牌がそこまで多くないんですよね。
これ以上無筋は押さないだろうし、
安全にテンパイ維持できるなら考えない。
ここで一番迷う牌はといえば、4sはかなりの有力候補なのです。
熟考の末村上の選択は…

ツモ切り!

これはかなり自信を持って断言できるのですが、
私の切り順が
南南7s
ならば100%打たれなかったと思います。

村上も思っていたそうです。
「チーされるだけでも損では?」
「どうせ3s切らないから7s先打ちのカン4sは全然ある」
「完全に諦めてるなら2枚目の南はまだ切らないのではないか?」
様々な要素がある中、
6:4かそれ以上に際どい押し引きに、
たった1牌の切り順が影響したのですね。
本当に麻雀は深くて面白い!

この直撃が決定打となり、
この半荘石田とトップラスを決めることに成功したのでした。

画像引用:ABEMA麻雀チャンネル / Ⓒ株式会社スリーアローズコミュニケーションズ

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