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夏越の祓(なごしのはらえ)の意味と方法:子育て中の忙しいママが知りたい浄化の秘訣!今年前半をリセット

こんにちは、あらゆちです!
今日から7月1日、2024年も下半期が始まりましたねー!
あっという間に2024年も半分を過ぎたんですね(^^;

みなさんは上半期、いかがでしたか?
素敵な日々だったでしょうか?ちょっとサボっちゃいましたか?

上手く行った人も、そうでなかった人も、上半期の穢れ(不潔・不浄等、理想ではない状態のこと)をそぎ落としてリセットし、下半期を気持ちよくスタートできる行事の「夏越の祓」っていうものがあります。

ぜひ行事を使ってうまく進めていきませんか?
私の実体験も合わせてご紹介したいと思います♪

私は3歳娘と0歳息子+犬とネズミを飼う2児ママで、現在は育休中。
大学卒業後、ノリで管理栄養士の資格を手放し畑違いのベンチャー企業へ就職。現在の仕事はWEBディレクターが本業で、制作部の部長をしております。サブで管理栄養士としてレシピ提案を実施しています♪
「健康」に興味があり、食・身体・ココロの健康情報が大好きなものです。
子育て指針はテレビ無し育児、ラジオと音楽はOK、おもちゃはたくさん買い与えるよりは、同じものを月齢に応じて使い方を変えて長く遊ぶ工夫をしてほしいと思っているタイプの人間です。
そんな私が取り入れている「夏越の祓」についてまとめております。


夏越の祓(なごしのはらえ)とは?その意味と由来を解説

夏越の祓の基本概念とは?歴史と由来について

夏越の祓(なごしのはらえ)とは、1年の折り返し地点である6月30日に行われる日本の伝統行事です。この日に上半期の罪・穢れ(けがれ)を祓うことで、後半の安全と健康を祈願します。

12月31日は大晦日で、この日は1年の終わりということで1年間を振り返られる方が多いと思いますが、同じように上半期を振り返るタイミングが夏越の祓ということですね。
個人的には6月30日の「夏越の祓」で上半期を振り返っていると、12月31日の大晦日では下半期を振り返る場になると考えています^^


夏越の祓を行うことで得られる効果とは?

夏越の祓を行うことで、心身の浄化が期待され、新たな気持ちで後半の日々を迎える助けとなります。精神的なリフレッシュと心の浄化を目的とされています。

なので、上半期にちょっとやらかしちゃったなーと思うことがあった方や、新年のときのように心機一転していきたいと思われる方は、この夏越の祓を取り入れると気持ちもリセットできるチャンスかなと思います。


夏越の祓(なごしのはらえ)で行われること・行事食は?

1.茅の輪(ちのわ)くぐり

意味

茅の輪は、古代から伝わる風習で、茅で作った円形の茅の輪(ちのわ)をくぐることで、身を清め、災厄を払い、新しい季節の始まりを祝うという意味が込められています。
神聖な力が宿るとされるこの輪をくぐることで、参加者は精神的な浄化を受けると信じられています。

どこにある?

夏越の祓の時期になると、神社で設置されています。期間や日程は神社によって異なりますが、コロナ後は少し設置期間が長くなって前後1ヶ月ほど置かれている印象があります!

何をするの?くぐり方は?

一般的には、神歌「水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり」を唱えながら、8の字を書くように左・右・左と回ります。
このとき、茅の輪を左足から跨ぎ、左側からまわって正面へ戻ります。続いて左足から右側へまわり正面へ、さらに左足から左回りで正面に戻ります。最後に左足から跨いで、本殿へ向かって参拝をします。

神歌は、神社によっては貼り出されているところもあります。そして神社によって内容が少しずつ違うようです…!


2.“人形”でお祓い

人形とは、自分の身代わりのことです。
人の形をした紙に名前と年齢を記し、その紙で体を撫でて、さらに息を吹きかけることで、自分の罪やケガレを移します。その後、川に流したり、お焚き上げをするなど、神社によって異なる方法で清められます。

茅の輪くぐりを設置している神社はいくつか見受けられますが、人形を置いている神社は少ない気がします。巡り合えるとラッキーですよね。私は1度見かけることができました。


3.和菓子“水無月”を食べる

外郎(ういろう)の上に小豆をのせた和菓子で、三角形は氷を表し、小豆には魔除けの意味が込められています。

かつて、旧暦6月1日は「氷の節句」といわれ、御所では氷室の氷を取り寄せ、氷を口にして暑気を払うという習慣がありました。しかし、その時代の氷はとても高価なもの。氷が手に入らない庶民は、三角形の白のういろうを氷片に見立て、「まめ=魔滅」の魔除けの意味を表す小豆を上にのせた和菓子「水無月」を口にして暑気払いしていたそう。

https://kinarino.jp/cat6/31173

6月30日前後になると、私が住む大阪にある百貨店の和菓子屋さんでは“水無月”を求めて行列ができています。少し年齢層は高い印象がありますが、みなさん季節の行事を取り入れられているようです^^


実際に夏越の祓を行っているワーママの体験談

夏越の祓を生活に取り入れたきっかけ

子どもが生まれて、季節のイベントや行事を取り入れてあげたいと思ったのがきっかけ。たまたま6月30日の2~3日前に百貨店へ行ったところ、和菓子屋さんで大行列になっていたことから夏越の祓の行事を知りました。

上半期を締めて、上半期に向けて気持ちを新たにスタートできるということは、1年で2回年末年始を迎えられる気がして、大人こそ取り入れてチャンスを掴みたいなーと思ったのがきっかけでした!


6月30日当日に神社に行ってみると・・・

大きな神社では、当日多くの方が参拝しに来られており、実際に茅の輪くぐりを実践されている方も見受けられます。ただ、この行事を知らない方が大多数なので、知らずに茅の輪をそのまま跨いで本殿にお参りに行かれている方が多かったです。

知っている方は前の方がくぐり終えるまで順番を待っていらっしゃいました。


茅の輪くぐりと和菓子“水無月”を食べるを実践

今年は茅の輪くぐりと和菓子“水無月”を食べることをしてまいりました。
茅の輪くぐりのときの神歌は正直覚えられないので、携帯の画面を見ながら家族でくるくると回りながら行いました。気持ちの持ちようかなと思いますが、今年上半期の穢れを払い去ってもらえたと思っています^^自分の中で気持ちをリセットできるきっかけができるって、生活する上で良いことだなって個人的には思っています。

和菓子を食べる機会も普段はありませんが、甘すぎない“水無月”を食べてほっこりした時間を作ることができました^^


まとめ

今回は上半期を締めくくる行事「夏越の祓」をご紹介しました。
子どもができると季節のイベントを意識することが増えるかなと思います。
そんな中で、家族でお出かけするきっかけになる行事の一つになるんじゃないかなと思っています。我が家ではどんなことを祈った?とお話したり、どこの神社に行こうか?と話し合ったり、この行事を通して家族会議をするきっかけができていると思います。

もしよければご家族で、お一人でも行ってみてはいかがでしょうか?


最後までご覧いただきありがとうございました(^^)


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