【荒井大輔】2019.09.07富士チャレンジ200 ソロ100km 7位

はじめまして。8月にRXに加入した荒井です。加入後初レースとして富士チャレを走ってきたので、初レポートを書きたいと思います。

チーム員としては初レースだが、あまり緊張はなかった。
きつい朝練を行っているおかげだろうか。
スタートラインにチーム員でまとまって並ぶ。
恥の無い走りをしなければ、、というのがこのときの心境。

レーススタート。
1周目はローリングで2,3周目も緩やかな進行。
富士を走るのは初めてだが、後半の登りが少しきついくらいでまあ行けると思っていた。
4周目くらいで、他のチーム員が井上亮選手をぴったりマークしていたので自分もそれに続く。
自分が井上選手の直後についたとき、たまたま(でもないか)サポートライダーの紺野選手らが横を抜いていった。
井上選手もそれについて行って、紺野選手、井上選手、もうお一方サポートライダー、自分の順番となったのだがこれがめちゃめちゃ速かった。
正直1周でもついていくのがきつい。。
「ゲンタはやすぎ!」という声が他のサポートライダーから聞こえる。
後ろを見たら差が空いていた。
アタックなわけでもないのだが。。
ほどなくして自分も千切れ、ヘロヘロ状態なのでホームストレートでバンバン他のライダーに抜かされる。
このときは本気で自分のレースが終わってしまったと思い、とても焦る。
だが回復してきたところで踏みなおしたら意外とすぐに先頭が見えた。
あきらめないでよかった。。

このときのダメージ大きかったのか、この後はずっときつかった。
ちなみにレース後ガーミンのリカバリータイム見たら67時間となっていた。
そんな中、高岡さんから「キクが勝つために何をすればいいか考えながら走って」とアドバイスもらい、走りの方向性を明確にする。
チームのために何かしなきゃと思い、たまに集団先頭を引いたりはするものの、アタックに反応する余裕はなかった。
チームの遠藤さんから氷水いる?と聞かれ、大丈夫ですといったが、やり取りする余裕が無かったというのもあったように思う。

遠藤さんと同じように、登りで遅れて下りで前に行くというような走りが続く。
1コーナーは皆大外から回るので、自分はインを走ることで毎周前に上がることができたが、なぜみなあのラインで走るのだろう?

最後までもたなかったらどうしよう、、と必死に苦しみに耐えて走っていたが、残り3周の表示を見たときから、最後まで行ったる!という気持ちに切り替える。
最後が近づくにつれペース上がるかなと構えていたが、あまり上がらない。
むしろ少し落ちてる?
前の方に位置どることは忘れず、最終周の登りはじめで一人の選手がアタックをかける。
そのときチーム員永瀬さんより、荒井ラスト行け!とお声がけいただき、思い切ってほぼ根性のみで追走を行う。
一瞬後ろが離れるが、ホームストレートにつく頃には追い付かれる。
スプリントは得意でないのでまずい展開だが、そんなこと考える暇なくただただ全力で踏むのみ。
フィニッシュラインまでがとてつもなく遠く感じたが、集団も皆疲れていたようで、意外と集団の3番手でゴールした。

今回一番感じたのは、もっとアタックに反応したりしてレースらしいレースをしたいなと思ったこと。
でもここまでレース中にコミュニケーションしたことはあまり無かったのでいい経験であった。
井上選手、紺野選手との地脚の差など、まだまだベースが足りてないことをひしひしと感じた。
これから沖縄に向けて謙虚に練習をしていきたいと思う。

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