【荒井大輔】2019.12.15ウィンターサイクルマラソン in そでがうら 2時間エンデューロソロ 5位

年内最後のレース。同じクラスにはキクさん、バシさんが出場しているのでチームとしては3人。
作戦としてはキクさんのラストスプリント、できれば少人数スプリントを狙い、後半の方で少人数逃げに乗りたい(作りたい)と考える。自分は常にキクさんの近くにいて、バシさんもそのサポートといった役回りで出走。多くの出走者の走力が見えないので、有力どころの逃げは絶対逃がしてはならない→先頭付近キープを肝に銘じる。
秋の川崎マリンで先頭に位置どることとアタックへの積極的反応の大切さを認識したので、そこを特に意識して臨んだ。

スタートは最後尾から。コースも広いのですぐに前に上がれる。先頭はマトリックスの選手が引いている。最初はローリングと聞いていたのでそのつもりで走るも、なんとなく速いなあと思っていたらもうレースは始まっているようだった。
当然先頭付近を常にキープするがペースが速いと感じる。最初だからかなとも思うが、クリテリウムでもないのに毎回のコーナーの立ち上がりで結構踏まされる。
他のライダーの後ろを走っているとコーナーのライン取りに違和感があって、自分が先頭で入ったコーナー立ち上がりでは後ろと差ができるなど、このレースでは常にコーナリングに関しては自分にアドバンテージがあったと思うが、それでも少しきつい。
そういえば9月の富士チャレでも皆コーナー遅くない?と感じたが、自動車サーキットのコーナーを自転車で走ってそんなに感じることなのだろうか。。自分が突っ込みすぎている可能性も疑わなくては。

序盤、気づいたら狩野選手とともに少し飛び出していて、少しの間逃げたりするもすぐに吸収される。プロと一緒にランデブーするなんてなかなかない経験であり、気持ち的に気合が入ってしまってちょっと踏みすぎてしまった感があった。
そのあとは各選手がかわるがわるペースアップしようとするが、ほぼ全て自分から動くよう心掛けた。このあたりで強そうな選手は大体把握することができた。中でもレース前からマークしていたOVER HEAT大野選手のアタックはキレがすごい。4,5回アタックを連続で行っていて、反射的に自分も追走するようにはしていたもののかなりきつい。この平坦コースだと逃げようにもそうそう逃げきれなくない?と思わなくもないが、それより練習だと思ってなるべくチェックを行った。これがあったためか、そこまで意識せずとも大野選手の近くにいるようにできていたのは良かったと思う。

それなりに速いペースで進行して、90分経過後くらいにはキクさんの声掛けで二人で抜け出しを図るも一瞬で吸収されてしまった。それから1,2周後くらいだろうか、前からマトリックス×二人、自分、集団のトレインの時に、ホームストレート直後のちょっとした緩斜面で強烈にプロが上げ始めた。最初は踏んでいる感じがしなかったので徐々に自分も踏むが、詰めようと全力で踏んでも差が縮まらない。横から大野選手が飛び出していき絶対追い付かなくてはと思うも、キクさんも追っていったのを見送ることしかできず。
相当きつく、集団先頭からも一瞬落ちたが、その後はなんとか先頭に復帰し、これでキクさん、大野選手は逃げたかなと思ったが、結局集団ごと追い付いてしまった。
その後はラスト1周前周回でゴールだと勘違いする人多数というわちゃわちゃがあったものの、それなりにばらけた集団でスプリントで終了。

良かった点
常に先頭をキープできて、アタックにも積極的に反応できた。何回か飛び出し(逃げというほどではない)図れたのもよい経験となった。
反省点
大野選手も加わった逃げに脚不足で乗れなかった。これはアタック耐性を付けていこうと思う。
また、ゴール手前、キクさん付近にいたが、自信を持ってリードアウトまで持っていけるようにしたい。今回は自分が中切れするorスプリント時の邪魔になる恐怖でキクさんの前に入ることはできなかった。。

なぜか5位とそれなりに上位になれてしまったが、その嬉しさよりもっとキクさんのために脚使えたじゃんという考えに至っていた。
今回よく動けたのはチーム員が少なくて自分がいくしかないという責任重大さも要因として大きかったと思う。
まあでもレース数積んできて段々自信をもって動けるようになってきた気がするので、これからも精進したい。

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