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餅型スプライトへの誘発の投げ方について

スプライトの基本

スプライトには《スプライト・レッド》と《スプライト・キャロット》という二種類の誘発ケアモンスターがいます。
前者はモンスター効果、後者は魔法罠を無効にする効果を持っており、展開の中で自然にタッチできます。
素の展開力も非常に高いため、基本的に誘発1枚では止まりづらいです。

またニビルは当然として、ロンギやドロバ、アトラクターといったターン制限型の誘発の通りも悪く、いずれも2妨害程度は成立してしまいます。
唯一通るのがGですがスプライト側はメインドロールまで採用することがあり、その場合Gケア札の期待値が1を超えるため誘発を通し切るのが厳しくなります。

誘発の当て所

増殖するG
・モンスター召喚、または特殊召喚効果
・金満で謙虚な壺

スプライトが召喚権を使うのは《鬼ガエル》、《深海のディーヴァ》系の2*2モンスター、その他の星2モンスターです。
スプライトの共通効果である特殊召喚効果は発動を伴わないため、Gをガメるとドローを逃すことになります。
またスプライトは《金満で謙虚な壺》が採用されやすく、これをスルーすると墓穴2抹殺1うらら3の計6枚のGケア札を抽選させてしまいます。
Gは先打ちしましょう。

灰流うらら
1.《スプライト・スターター》
2.《ギガンティック・スプライト》
3.《深海のディーヴァ》系の2*2モンスター

1.はマストです。
スプライト側のハンド次第ですが、星2モンスターを握られていた場合は「ブルー」→「レッド」からうららをケアされます。
初手のスターターにはマストでうらら。

2.は展開ルートやスプライト側のハンド次第です。
相手が餅型の場合、ギガンティックから餅+エルフの2妨害が追加されます。逆に《鬼ガエル》を素引きしていない場合、ギガンティックを止められると餅の2妨害は立ちません。

ただし《鬼ガエル》を素引きした(=召喚した)場合は、ギガンティックを止めても餅エルフがほぼ成立してしまいます。

展開例:鬼ガエル+ジェット(orブルー)
鬼ガエルnsef粋墓地ジェットssefスターターサーチギガンティックssef

ここでギガンティックにうららを打った場合、スターター発動から盤面を追加され、ほぼ通常通りに展開されます。
しかしこの場合でも、ギガンティックを通した場合はレッドが着地するためギガンティックに打つのがいいでしょう。
ギガンティック前にスターターでレッドを着地させるパターンではスターターに打つのが無難です。当然餅は着地します。
スターターが見えなければギガンティックにうらら。

3.は推奨しません。
ディーヴァ初動の場合、餅にアクセスするにはギガンティックを通す必要があります。
どちらに打っても意味合いは同じですがギガンティックに打つ方が、貫通札がキャロットの1~3枚ぶん僅かに減ります。
ディーヴァよりギガンティックにうらら。

無限泡影
1.《ギガンティック・スプライト》
2.《ギガンティック・エルフ》

基本はうららと同じです。注意としては焦ってジェットやブルーに打たないことです。ギガンティックを通すと結局同じような盤面になってしまいます。
ジェットを通してスターターを打たせても、基本はうららケアのためレッドを出すため無限は通りやすいです。
これも鬼ガエル初動の場合は餅エルフは成立してしまいます。

2.は無限やヴェーラーを重ね引きしていた場合の選択肢です。
またスプライト側が鬼ガエルを素引きしていて、展開ルートによってはエルフに打つと止まることがあります。

その他の誘発・後手札について

うさぎ…やや有効。ギガンティックを潰せる。しかし基本的なケアルートでレッドを出されると止められるためうらら・無限と通り具合はあまり変わらない。
ロンギ…餅は着地しないがスプライトの妨害は残る。
一滴…微妙。盤面が広くコストがきつい。餅は空打ち→エルフで蘇生で使われてしまう。
結界波…有効。妨害が前盤面に集中しているため全まくりしやすい。
ライスト…微妙。

餅エルフの基本的な対処

餅エルフは実質餅餅の2妨害ですが、エルフは相手モンスターが出てからでないと餅を蘇生できないので魔法でエルフを処理できれば1妨害で済みます。

まとめ

・基本はギガンティックかスターターに打つ。

・誘発を複数枚持っている場合はスターターとギガンティックを止めれば完全に止まることが多い。

・誘発が1枚の場合は餅エルフ等の2妨害を受け入れる。

・誘発の通りが非常に悪いため、結界波等のチンパン後手カードが有効か?

40枚デッキで初手に誘発を2枚以上引く確率は、13枚で50%を超えます。

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