オタク向けの恋活、婚活パーティーに参加してきた話
こんにちは。新井です。
最近寒くなってきましたね。私はもうヒートテックを着はじめています。
ポケカ界隈に目を向けるとCL横浜、シティリーグが開催され、構築記事ラッシュですね。
私はCL横浜は抽選落ちだったこともあり、題名の通り、今回の記事はポケカはあまり関係ありません。
すみません。
ただポケカやTCG関連の知識があるほうが楽しく読めると思います。
さて本題に入ります。
今回は、少し前に知り合いに誘われてオタク向けの恋活、婚活パーティーに参加してきたので、その時のことについて書きます。
こういったレポを読むのは結構好きで、いつか自分でも書いてみたいなあという思いがあったので、筆を執りました。
行ってから時間が経ってしまったため、記憶が曖昧なところもありますが、ご了承下さい。
1.レギュレーション
せっかくなら「勝ちたい」と思ったので、とりあえず事前に調査(レポを見る等)してどういった会なのかを把握しました。
以下概要。(一部実際に行ってから知った情報も含む)
10名前後の20代〜30代のオタク男女が集まって、総当たりで一戦当たり3分のフリートークをする。
その後、3枚のアプローチシートという紙が配られ、「もっと話したい」、「付き合いたい」と思った相手の番号を記入して運営に提出。
このアプローチシートには1枚だけ本命シートという特別なシートがあり、これを渡すと相手に”圧”をかけられる模様。
もし貰えた場合は喜んでよさそう。
回収したアプローチシートは、運営によって相手先に配られ、誰から好意的に見られているかがわかる。(多分誰にも貰えなかったら地獄)
その後最終投票に進む。
最終投票でも基本的にやることは変わらず、いいと思った相手を第一〜第三希望まで記入して、運営に提出。
お互いに指名していたらカップリングとなり二人で退場。
その後、連絡先の交換、食事、デート等二人で話し合って進める。
簡単に書くとこんな感じです。
わかりづらかったら言って下さい。
2.環境考察
対戦時間が3分という短い対戦形式なので、カタログスペック、ぱっと見の印象の良さ、短時間で相手に取り入る、といったことが求められる環境であると考えました。
簡単に書くと以下の3つ。
スペック(年齢、年収、趣味等の内面)
外見(身長、髪型、服装等、所謂スト値と呼ばれるもの)
話術(オタク知識含む)
三神ザシアン、小ズガ、ムゲンダイナみたいなものですね。
全部に有利取れるようにするのが理想ですが、当日のマッチング次第ではどれかを切ってもわんちゃんあるイメージです。
筆者のざっくり概要はこんな感じ。
職業:会社員
年齢:28
身長:164
体型:普通
顔:普通
女性経験:ほぼなし
趣味:TCG(ポケカ 、MTG等)、ゲーム、youtube視聴(メインはvだが基本雑食)、
アニメ(コードギアスが一番好き。バンドリ、ラブライブ等の豚系も当然好き)
推し:前島亜美さん(あみた)
キモータです。
対戦よろしくお願いします。
まずスペックに関しては、日本の平均値を参考にしたところ、年収は平均値以上のようですが、めちゃめちゃ高いわけではなく、キモータなので標準以下。
次に、外見に関してですが、一番重く見ている身長が足りなすぎるため、よくて標準。めっちゃ盛れれば標準超えられるのかな?という程度。
話術もほどほどだと思うので標準程度かと思います。
スペックはすぐには変えられないため、今すぐでも何とかなりそうな外見と話術で強い構築を作れれば、対戦を有利に進められると考え、そちらを詰めることにしました。
パーティーに来る層として、ある程度身なりや話し方等ちゃんとしている人が多いと想定されるので、かなり厳しそうではあるが、他に方法が思いつかなかったためこの方針で何とかする。
3.使用構築
・外見
すぐに変えられそうなもの、意識すべきものは髪型、服装、顔の3つと考えました。
まず実際に使用した構築はこちらです。
①髪型:外ハネを混ぜた王道系のマッシュ(前髪は下げ)
②服装:スマートカジュアル
③顔:髭、眉毛を最低限整える。
以下解説です。
①髪型
男性の見た目の印象の7割くらいは髪型で決まると思っているので、ここはちゃんと強いデッキを選びたい。
微妙な服でもイケメン(風)が着てたらかっこよく見えると思っています。
今はマスクが標準装備なので、7より比重が上がってそう。
男性陣はある程度のスタイリングをしてくると想定。(スタイリングも楽なビジネスカジュアルなアップバング等)
スタイリングをしていなかったとしても、刈り上げを入れたツーブロのマッシュ等で清潔感のある感じでまとめてくると考えました。
安定度の高いアップバング系のスタイルの使用を検討しましたが、ミラーを避けたかったのと、単純なデッキパワーの高さ、使い慣れているという点から外ハネを混ぜた王道系のマッシュ(前髪は下げ)を使うことにしました。
髪は普段から気にしているので、おそらく標準以上はいけていると思います。
余談
以前オタクも眉毛を整えようみたいな記事がありましたが、前髪を下すスタイルなら多少ばれないので、眉毛よくわからんかったり、面倒なオタクは前髪は下すのがまるいと思っています。ただ上げたほうが清潔感を出しやすいというジレンマ。
下す場合でも全く手入れしてないと流石にばれるとは思うので、油断は禁物。
②服装
ドレスコードはないが、恋活、婚活パーティーということで、周りは、無難にジャケット+チノパン or ジーンズ等のスマートカジュアルなデッキで落ち着かせてくると予想。
差別化のために他の服装で行くことも検討したが、そこで弾かれては元も子もなく、他にデッキもないので、同様の無難なデッキを使用することにしました。
最低限差をつけられないようにする選択しか思いつきませんでした。
③顔
まず整形は時間もかかりそうなため考慮から外す。
メイクは未経験で、下手にいじって失敗したくないため今回は諦める。
結局普段通り髭を剃り、眉毛も最低限整えることにした。
肌に関しては、普段からある程度のスキンケアはしているため、そこまで荒れていないと思うが、怪しい。
要改善。
・話術
話術に関しては、使用する構築を特に決めなかったため解説のみ記載します。以下解説。
オタク知識はもちろん、スポーツ、旅行、料理デッキ等幅広く使えると思っているので、特に使用するデッキは決めず、相手に合わせて変えることにしました。
話術に関しての評価は、基準が曖昧なため不明。
とりあえず刺さる相手に刺さればよいという心構えで挑む。
こうして改めて考えると、環境予想があっていたとしてもなかなか構築厳しいですね。
どれかしら甘えてる人がいれば勝てそうですが、ちゃんと詰めてる人、元のスペックが高い人には勝てなそうです。
TCGなら足りない札がわかったらすぐに買い足せますが、ここでの使える札は限られていて、かつ急に増やすことも難しい場合が多いので、構築段階で窮屈です。
こういった場での戦いの大変さが身に沁みますね。
TCGってやさしいんだなあ あらい
4.会場入りまで
見知らぬ地に行く場合は、早めに行って使えそうな店の場所や動線を確認したりしますが、デッキ的にあまり期待をもてないことと、会場が見知った地ということもあり、30分前頃に行き、周辺をチラッと見回りしてから会場へ向かいました。
受付を済ませ、荷物をロッカーに預けたら、空いている席に座ってプロフィールカードを記入して下さいとのこと。
周りを軽く見た感じ席はすでに半分くらい埋まっていました。
席に向かうと、テーブルはアクリル板で仕切られ感染症対策がされていました。
デュエルスペースです。(紙しばきたい)
この時点で男女が向き合うように着席させられるのですが、誰も話していなかったので話し辛かったですね。
キモータの私は黙ってプロフィールカード書いてました。
5.対戦
プロフィールカードの記入しながら待っていると、挨拶やパーティーに関する説明のアナウンスが始まりました。
アナウンスの後、そのままCL1回戦のような感じで対戦開始です。
対戦は、お互いにプロフィールカードをアクリル板の下で交換して行います。
まず初めに目の前の方と対戦し、時間が来たら男性が席を移動して〜を繰り返して全員と対戦するようです。
以下に対戦メモを記載します。
当時の会話の流れが書ければ面白かったと思いますが、人数が多く、記憶が怪しいのでメモ程度で。
1:保育士の方(22歳)
かわいい。
欅坂、ももクロ等のアイドルや女性声優が好きとのこと。
あみたもご存知のようで、かなり好印象。
かわいい。
私もももクロは結構好きで、当時丁度動画を観たばかりだったので、あみた、ももクロ辺りを押し付けて勝ち。
CLでもそうですが、初戦勝てるかどうかは大事ですね。
2:アイマス好きな文学少女(27歳)
かわいい系。
アイマスはデレステを一瞬やっていたのと、シンデレラのアニメを観たことがある程度でかなり弱い。別のデッキを探す。
趣味欄に小説があったので、そこを掘り下げていくことに。
東野圭吾さんの作品等のミステリー系にハマってた時期があったので、小説デッキで対応。
負けでいいです。
3: 最近復活のルルーシュを観たという方(29歳)
綺麗め。
ギアス好きとのことでテンションが上がる。
ギアスの話をできる人が周りにおらず、その話をしたいと言っていたので、その辺をついて勝ち。
4:鬼滅、マンキン好きの方(26歳)
かわいい系。
鬼滅未履修のためかなり辛いマッチアップ。
マンキンは当然知っていたのと、居住地が埼玉だったので地元デッキで誤魔化し。
多分勝ち。
5:SEの方(34歳)
綺麗めな方ではあるが、やはり歳を感じる面あり。
仕事の話と適当に趣味の話して終わり。
負けでいいです。
bye
男性の方が1人多かったようで、男性は不戦勝がありました。
癖で他の卓を見にいきたくなりましたが、そういった場ではないので、自席でおとなしくしてました。
6:娘。好きの方(30歳)
ふつう。
高校生時代に娘。にはまっていた時期があったため、娘。デッキで対応。
多分勝ち。
7:とうらぶ好きの方(31歳)
ふつう。
とうらぶは切っていたので順当に負け。
あと2人いましたが、内容忘れたため割愛。
すみません。
ちなみに実際の環境ですが、男性陣に関しては、席移動やらが忙しくて他の男性陣と話すタイミングも、回りを見るタイミングもなかったのでよくわかりませんでした笑
女性陣に関しては、マスクマジックの面もあるかもしれませんが、綺麗な人も多く、話もしっかりできる人が多かったので、概ね想定通りだったかと思います。
6.アプローチシート
一通り対戦が終わり最初の席に戻ってきました。
ここで、アプローチシートの記入に入ります。
本命シートは、可愛くて話も合いそうな1で確定。残りのシートは話した感じと外見から3、4で提出。
しばらくして集計が終わり、運営からアプローチシートが配られます。
封筒に入っていて、ぱっと見は何枚入っているかわからないようにして渡されました。
1の方から来たら最高ですが、誰かから来てるといいなあと思いながら封筒の中身を確認すると、3枚入っていました。内訳は1、3、6です。
大変ありがたかったです。
シートをいただけたので、準備してきた甲斐はあったのかなあと思います。
本命を出した1の方からのアプローチもあったのは素直に嬉しかったですが、本命シートではなかったため望みは薄そうだと考える。
7.最終投票
特に変える理由もないので、最終投票の第一から第三希望もアプローチシートと同じで提出。
アプローチの後にもう一度お話するとかがなかったら変わらない気がするのですが、変える人は読みあって妥協とかなんですかね。
最終投票後は運営からのアナウンスでカップリングの発表があり、成立したカップルは呼ばれた順番に退場。
その後、女性、男性の順番に退場とのこと。
結果発表…
ダララララララララララララ(ドラムロール)
デデン!
1の方とカップリング
相手の方も第一希望で私を指名していたらしく、一番最初に呼ばれました。
そのまま二人で会場を後にしました。
8.終わりに
ということで第一希望の方とカップリングしました。
後から聞いた話によると、アプローチシートが本命シートでなかったのは、本命シートの存在を認識しておらず、適当に書いていたためとのことで、アプローチシートも最初に私を書いていたようです。
これは優勝でよいのではないでしょうか。
さて、気になるその後の話ですが…
気が向いたら書きます笑
「スキ」や「サポート」等があると気が向きやすくなるかもしれません。
今回はめちゃめちゃ上振れて勝てましたが、実力はCL0-3程度です。
ある程度外見等気を付けているつもりでしたが、改めて考えると標準以上に感じる項目がほぼなく、自分を見つめなおすいい機会になりました。
今後は紙のことばかり意識せずに、自分自身への意識もより高めていこうと思います。
記事は以上です。
楽しんでいただけたり、今後こういったパーティーに参加するオタク達の参考になれば幸いです。
感想、アドバイス等もお待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。