『対談 美酒について 人はなぜ酒を語るか』吉行淳之介・開高健(1985)|読書感想文
【本の紹介】 25年来の知り合いという純文学作家で対談の名手の吉行淳之介と元寿屋(現:サントリー)社員で海外体験記も多く執筆してる作家の開高健が、酒について、女について、自身の戦争体験や共通の友人たちについて、芸術や海外の文化について大いに語り合います。
感想あの時の酒事情
対談では、こんなところでこんなお酒を飲んだ、あのお酒を飲むとこういう気分になる、あのお酒は年々味や飲み方が変わってきたなど、たくさんの飲酒体験が語られます。海外での飲酒体験が語られているときは、その国