前回の続きになります。

名刺300枚集めるというミッションの他に
毎月20件の現地調査と10件の買付提出があります。
補足としてお伝えすると
【現地調査】
・実際に物件を見に行く事
・検討物件の競合になる販売中物件の調査
・検討物件に似た過去の成約物件調査
【買付】
・現地調査で調べた内容をまとめ上席に稟議
・稟議で通った数字を元に買付書面を提出

となります。

そして1日の流れとしては
ロープレ→朝礼→課でミーティング→電話営業
→現地が取れていれば現地、業者訪問
現地がなければ業者訪問→1日の振り返り
→次の日の現地の準備又は買付稟議
という感じでした。

名刺集めで精一杯な私は現地も取れるわけもなく、同期では一番遅い進捗で現地、買付の進捗状況はさらに遅れをとっており、仕入れが纏まるイメージが全く沸きませんでした。

そんな中、入社して2ヶ月目の5月に突然チャンスが到来します。
いつものように業者訪問をしていて
某大手仲介会社の飯田橋センターの課長さんと名刺交換をした際に
『会社としての案件じゃないけど個人で所有している物件が売りたいから数字出してくれる?』
と言われました。
どういう案件か良くわかりませんでしたが
すぐに上席に相談し査定をし数字を伝えたところかなりの好感触で実際に物件を見に行くことなりました。

当時は現地調査も買付稟議も交渉も
自分一人では出来る訳もなく
上席にサポートして頂き、交渉や細かいヒアリングを助けて貰いました。

また、私自身も必死に『初仕入れなのでなんとかうちで買わせて下さい』と何度もお願いした事で
気持ちも伝わり、初仕入れが纏まりました。
紹介もらって現地行って買付出して交渉をサポートしてもらって気付いたら纏まっていたそんな仕入れでした。

これが私の初仕入れです。

初仕入れが決まってその後順調に成績が良くなったかというとそうではなく、むしろ初仕入れ後に苦しむ事になります。
今回はここまでで次回は苦しんだ1年目について書きます。

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