苦しんだ一年目②

前回の苦しんだ一年目①の続きです。

なんとか入社して2本目の仕入れが決まり、
クビを回避できましたが
根本的な問題は解決していませんでした。

毎日訪問や電話で新規営業をして
物件のご紹介を頂いて、
その中で室内を見させていただけるものは
基本的全て見て買付も出していましたが
エリアも
物件価格も
広さも
いつもバラバラだった為、
毎回、現地調査にかなり時間がかかっていました。

このままでは改善も見込めないので
当時の課長からアドバイスを貰いました。

内容としては
エリアを絞ること。
区全体で見るのではなく1駅から始めて
少しずつ隣の駅、また隣の駅という風に
エリアを広げていく方法でした。

エリアとして決めたのは
たまたま過去に買付を提出していた案件で
話が戻ってきて纏まった入谷の物件(入社3本目仕入れ)があったので
入谷駅からスタートしました。

駅が決まってからは
毎日この駅で販売している物件と
新規で登録された物件の確認と
成約になった物件
を覚える事から始めました。

この駅で知らない物件はないように
レインズやネット媒体に掲載されている物件は
基本的にほぼほぼ全て問い合わせしていました。

毎月の現地調査の数は減ったものの
マンション名を覚えた事と
毎日のように
同じ駅に降りて色々な道を歩いて
ただ資料を出して調べていた時と比べて
一つ一つの物件の違いに目がいくようになりました。

10月に三本目の仕入れが決まってから
このやり方に変えましたが
すぐに適応することが出来ず、
11月はまた仕入れが0で終わってしまいました。

12月に入り、周りの空気も
「やっぱりアイツはもう厳しいのではないか?」
という空気に変わってきており、
12月に仕入れが取れないとまずい状況になりました…
本日はここまでてす。

次回で苦しんだ一年目③で最後になります。
最後まで見ていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。




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