見出し画像

柔らかい素材がいちばん強い。#ニートは今日もいそがしい

(7/3記)


なんか今日は、自分の頭のキャパオーバーですげー泣きたくなった。

久々にどよーんってしてた。

とりあえず今日も、
浮かんできたことを書いていく。


週一でやってるフリースクールはみれどのことで頭抱えててさ。

今固定で来てくれてる子は4人。
本当は、もっといろんな子に来て欲しくて。

いろんな年齢の子が来てくれることで、
学校とは違う、年齢を超えた横のつながりを持って欲しいなって思ってる。

いやこれはね、人を集めるのに苦労してるとか、困ってるとかじゃない。
最初は10人来てくれてたからね。

やろうと思えば集められるんだけど...


だけど、意図的に告知をやめた。

最初の2回で、「10人も同時に見れない...!」
ってなっちゃって。

人数が多すぎると、俺がやりたい、
「一人一人に向き合う時間」が減ってしまう。

週一回2時間しかない中で、10人と喋るってなると、一人あたり12分しか喋れない。
それじゃ、深い話はできないよなぁって。

だから、それ以降自分からは誘わずに、自然に来てくれる子だけ待ってみることにした。

それで来てくれたのが4人。

関係ないけど実はこの人数、
当初考えてた「同時に見れる人数」に設定してた人数だったりする。
ぴったり夢は叶えててウケる。

今きてくれてる4人、ありがとう。


さて、それでも俺は欲張りなので、来てくれる子を増やしたい。
でも、2時間じゃそんなに抱えきれない。

さらに来てくれたとして、俺の喋ってない間、何をするのかという新しい壁。

第一回第二回みたいに、ワークをやってもらおうとしても、
絶対に強制はしたくないし。

教育のよくあるジレンマとして、
「子どもに自由でいてほしい」と思ってぜんぶ自由放任にしてしまうと、
じゃあ教育者がいる意味は?ってなってしまうこと。

言葉では伝わりづらいんだけど、
ほかにも俺の頭の中はもう問題と問題がジャグリング状態で頭グルグルが止まらない。

さすがにチャリで帰りながら、泣きそうになった。(あれ、なんか前の記事でも泣きそうになってたな。)


でも、こうやって
頭抱えてる!泣きたい!とか言いながら、結局それが好きなんだよな。

本当に嫌ならいつでもやめてる。
こんなに飽き性の俺が、1年近く向き合い続けてるってことは、好きらしい。

ジグソーパズルで
「ねぇここのピースどこ!?全然見つかんないんだけど(半泣き)」
みたいな感じ。

結局本人は楽しんでる。
始めた瞬間にパズルが一瞬で完成したら面白くない。


帰ってきて、頭グルグルしてたけど、
とりあえずほっといて、粗品とあのちゃんのANN聴いた。

粗品があのちゃんのいいところをめちゃくちゃ褒めてて、
なぜか粗品が先に泣いてて、あのちゃんも号泣してて、
俺も一緒に泣いた。

してそのまま寝た。

朝起きたら、頭グルグルは止まってて、超スッキリしてた。

「とりあえず残りは明日考えよう、なんとかなるべ」に戻ってた。


子どもたちが絶対に感情を引きずらないのは、
変に強がろうとしないからだ。
ゴムみたいに、しなやかなんだ。

ちゃんと感情に向き合ってるからだ。
感情に、蓋をしていないからだ。

蓋をするから、淀んで腐るんだろうな。

どうせいつか出る感情なら、変に拗らせる前に早く出しちゃったほうがいい。

昔みたいに、声を出して

「うわああああんん!!!!」

って情けなく泣いてみたら、
感情は地縛霊にならずに、成仏する。


ダイヤモンドは割れる。
世界一硬い素材は、意外と簡単に割れてしまうらしい。

大人はよく、
強くなろうと、強がろうとしがちだ。

でもそれだといつか、割れてしまうんだよな。

強くなろうとするんじゃなくて、
ゴムみたいに、しなやかになってみる。

割れたものを修復するのは難しいけど、
ゴムはすぐに元の形に戻る。

やわらかい素材が、いちばん強い。


写真:たいと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?