台湾と川越にみる「まちづくり」とリノベーションの在り方
2つの記事が目に留まった。
ひとつは
埼玉県川越市の記事。
ライバル都市が近代化する中、明治時代まで逆戻りして年間600万人の観光客を集めた埼玉県川越市
✳︎サムネイルの、写真はこちらの記事から
もうひとつは
台湾の記事。
注目の台湾!台北のリノベーション事情を現地で探る
川越についての記事は簡単にまとめると
「街全体を小江戸の雰囲気を街全体として保つことで、それが観光資源になりました」ということ。
台湾についての記事は、
「台湾では空き物件をリノベーションすることで新しい文化的価値を付与しようということがブームになっている」ということ
台湾と川越の共通するところを大枠で言うと
「街全体の景観を保つこと、または保たないと観光資源とはならない」
ということ。
ただ台湾のデザイナーさんは、以下のように指摘する。
例えば、華山1914文創園などもイベント施設として活用されてはいますが、場所としての意味や土地の歴史が施設からあまり感じる事が出来ず、ただのブランド売りだけになっている気がします
そして、KITTEにある東京大学の博物館のことをとても褒めてくれている。
例えば、東京駅側のKITTEだと東大と日本郵便が共同で運営する施設が設けられていますよね。KITTEとしての立ち位置を意識した上で、打ち出しを考えていると思うんです。
そして
リノベーション施設をただの商業施設にしてしまうのではなく、場所としての記憶が無くならないようにしてほしい。
という。
この場所としての記憶というのは、そこで生活しているのか、だと思う。
それがなければテーマパークと変わらないと思う。
と、書いたところで、ちょっと面白い記事が飛び込んできたので、
家具はイケアとニトリのみ?意外と知られていない台湾の暮らしぶり
https://www.roomie.jp/2018/03/415552/
それについては次のnoteで。
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