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Netflix「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の主旋律とワルツのリズム

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は主旋律が法廷ドラマであり、副旋律に社会問題があり、リズムとして恋愛ドラマがある。

そこがいままで、Netflixで話題となった韓ドラと違うところ。

「愛の不時着」は恋愛ドラマ、「イカゲーム」は社会問題と、その主旋律が一環として流れ続けている。

https://note.com/arai0903/n/nc3fe907235d5

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」はある人によっては恋愛ドラマであり、ある人にとっては社会問題に対してメッセージ性のあるドラマとなる。

ウヨンウの相手となるジュノとのエピソードに回転扉のシーンがある。

回転扉とは、効率第一だが、弱者を排除する社会のメタファーだ。(中略)

そこに入ることができないヨンウに、秘訣(ワルツのリズムで)を教えるのがジュノなのだ。
https://www.banger.jp/drama/82389/

自閉スペクトラム障害、受験戦争、地域社会の分断といった社会問題を、法廷ドラマという主旋律にすんなりと入り込めるように、ウヨンウとジュノの恋愛ドラマがある。

そう、回転扉をワルツのリズムでくぐり抜けられるように。

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