綻び切ったその先に

J事務所の件が、いまだ連日報道されてますね。
全てを見れているわけではないので申し訳ないですが、目についたことで思うことが。

倉本聰さんが圧力について言及していらっしゃるようで。
やはりそうだったか…と思うことは、
そりゃ長いこと生きてりゃ多々あります。

あの歌番組に
あの事務所のアーティスト以外滅多に、いやほぼ出ないな…とか、
また主演はあの事務所の子か…とか。

それはまことしやかに噂され続けてきたこと。
真実であったと知っても、さほど驚きはない。

「あぁ、やっぱりね…」
でした。

ただ、圧力をかけていた側が、実は一番弱かったんだな…と。
ここまで築いたものを覆されることの恐怖。
脅威にしか考えられない存在の出現。
落とされる前に落とそう。
力で捩じ伏せよう…。的な。

もちろん(視聴率って言う)数字も持っているだろうから、
あそこねじ込んどきゃ間違いない。と加担してた部分もあるでしょう。
事務所側はもちろん、採用する側もよろしくはない空気だったと思われます。
いじめの構図の様な感じですよね。

それが昔に比べ、TV以外でも様々なことを表現出来る様になった今、
地上波じゃなくても多くの人々の目に止まり、圧力に屈せず人気を獲ることが出来るようになった今。
ジワジワとこれまでのヒエラルキーに揺らぎが出てきてたこの数年。
ここ最近のTVの歌番組では、如実にその変化を目の当たりにしていた気がします。
(やはりまだ扱い方に差はあれど…)

そこに今日までの報道と、そこからの様々な方々からの証言。
めちゃくちゃに決め手となったと思います。
様々露呈されてしまった今、今後どうなるんだろうか?

もちろん所属してらっしゃる方々は素晴らしい才能があるし、
画面で観ると眩しい程に華がある。
なので主役やメインになっても違和感はない事が多い。
だから今後も活躍してほしいし、ブラウン管の向こうの姿を観ていたい。
(ブラウン管て、言い方古っw)

だけれど今後、逆に共演NGとされるのではないか?と。
類いまれな才能の持ち主以外は淘汰され、
仕事も選んでる場合じゃないほどの事になるのではないか?と。
それくらい窮地に陥るんではないか?と少し心配。
(名称変更や移籍をした場合の想定も含めて…です)

もちろんそれが本当の実力だろうから致し方ない部分はあるのだけれど、
今回の件が発端で、一個人の人生が大きく狂ってしまう様な事はないように、
誰も願わない最悪の事態が起こったりしてしまわないように、
どうか所属する方々がそんな目に遭わない様にケア、フォローしてほしいな…。

もちろん地上波だけがエンターテイメントではないから、
そこから様々自分が本当に輝ける場所を見つける良いチャンスでもあるのかもしれないのだけれど…。

綻び切ったその先が、平和に切磋琢磨する、華々しい世界になりますように。

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