NID情報リテラシー論#7
今回の講義で、「日本語の文章を英語に翻訳すると文字数が2倍以上になる」という話がありました。
そこで、何故日本語は少ない文字数で文章が書けるのかを考察しようと思います。
略語が多い?
日本語にはたくさんの略語があります。
例えば、リモコン、エアコン、○○ハラ、キムタク…日本人は4音節に略すのが好きだそうです。
しかし、これは英語にもいえること。
MVP、WBC、VIP、SDGs…単語の頭文字を組み合わせることが多い。
今思えば公民の授業でも世界の組織や機関の名前は略して表記されていました。
略語はあまり関係なさそうです。
英語は主語を省略しない?
日本の義務教育では「英語は主語を省略しない」と教えられることがよくありますが、省略することもあるそうです。
主語の省略もあまり関係なさそう。
また、この質問の回答に面白い主張がありました。それは「日本語は主語を省略しているのではなく、そもそも必要としていない」というもの。日本人なのに知らなかった…
ひとつの文字で1音以上表せる
ひらがなは子音と母音が元々組み合わさった文字ですが、アルファベットでは子音と母音は別の文字です。
例えば
「さかな」→「sakana」
となり、2倍の文字数になります。
また、日本語には漢字があり「さかな」は「魚」と表記できます。
「sakana」→「魚」
アルファベット6文字を漢字1文字で表記できてしまいました。
「fish」と「魚」を比べても1/4の文字数です。
漢字は、日本語が少ない文字数で文章を書けることの大きな要因であると言えそうです。
おわり!
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