じゃない方

先日の旦那との会話。

「傷ついたら本当に申し訳ないのだけど、、、言葉を選ばずに言うと、、

たぶん君は、仕事ができるタイプではないと思う。その割によい収入をもらってるよね」

何を急に。前置きされた気遣いの言葉があるせいで、笑うしかない。いや、違う。本当に、自分が仕事ができるタイプではないから、確かに、と納得するしかなかった。確かに、こんな程度の働きしかしてないのに、これだけ給与もらっているって、悪くないのかな。悔しいわけでもなく、傷つくこともなく、ただただ納得して、私ってラッキーとまで思ってしまった。やっぱり、その程度のリアクションになってしまうのも、仕事ができない人種そのもの。

私の仕事は、完全に年功序列型賃金体系だし、会社からの評価制度が一切ない。いろんな部分で、一般企業からちょっと離れた特殊な業界だとは思っている。

そうはいっても、日々の仕事は多忙だし、労働時間は長い。毎日ぼんやり過ごしているわけではないのだけど、あらためて、自分の働きについて振り返ってみると、仕事ができるタイプじゃない方になってしまう最大の特徴は、「優先順位をつけられないこと」にある気がする。

何かと手当たり次第に着手しちゃうし、締め切りは滑り込みセーフ!よし!ってパターンも多いし、、うん、振り返ると最悪だ。仕事できる人ってただ早いだけじゃなくて、時間をかけるべきところと、かけないところの判断が早いんだと思う。ミスしても言い訳しないしね。

わたしは、私生活でもルーティーンが作れない。起きてから家を出るまでもドタバタだし、帰ってきてからもyoutubeみてダラけちゃうし。人の話もちゃんと聞いてないし、うっかりミスも多い。きっとそういう姿が旦那の目にもとまっているのだと思う。

旦那は、私を批判したいわけではなく、(バカ)正直に思ったことをいったまでだと思う。でも、これをきっかけに、少しは効率よく仕事して、仕事できるタイプとはいわなくても、じゃない方に断定されないくらいには、見直したいと思った。

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