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【8/8】霊関連書籍の内容の抜粋です(祈)†「シルバーバーチの霊訓⑫」

『シルバーバーチの霊訓⑫』
人間は物質の中に埋れた生活をしているためにバイブレーションが低くなっております。朝目を覚まし、まだ意識が完全に働かないうちからあれやこれやと煩わしい事や心配事の波に呑み込まれていきます。大きい悩み、小さい悩み、真実の悩み、取越苦労に過ぎぬもの等々、―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―いろいろあります。いずれにせよ全ては一時的なものにすぎないのですが、そういうものに心を奪われてしまうと背後霊が働いてくれている事実を忘れ、あなた方の思考の流れの中から霊的要素が閉め出され、霊的流入を遮断する一種の壁を拵えてしまいます。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
恐怖心は無知の産物に他なりません。つまり知らないから怖がるのです。ですから知識を携えて霊的理解の中に生きる事です。取越苦労の絶えない人は心のどこかにその無知という名の暗闇がある事を示しています。そこから恐怖心が湧くのです。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―人間が恐れるべきものは恐怖心それ自体です。恐怖心は闇の産物です。霊力に不動の信念をもつ魂は恐れる事を知りません。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
生長・変化・進化・進歩・開発・発展―これが宇宙の大原理です。一口に進化と言ってもそこには必ず潮の干満にも似た動きがある事を知って下さい。循環(サークル)運動、周期(サイクル)運動、螺旋(スパイラル)運動―こうした運動の中で進化が営まれており、―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―表面は単調のようで内面は実に複雑です。その波間に生きるあなたも寄せては返す波に乗って進歩と退歩を繰返します。物的繁栄の中にあっては霊的真理を無視し、苦難の中にあっては霊的真理を渇望するものです。それは人生全体を織成すタテ糸でありヨコ糸である訳です。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
霊媒現象ばかりが霊力のはけ口ではありません。芸術家を通して、哲学者を通して、あるいは科学者を通しても発現する事ができます。要するにあなた方自身の霊的自覚を深める行為、あなた方より恵まれない人々の役に立つ仕事に携わる事です。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―看板は何であっても構いません。係わる宗教、政治、芸術、経済がいかなる主義・主張を掲げようと問題ではありません。実際に行う無私の施しが進化を決定づけるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
地上へ誕生してくる時、魂そのものは地上でどのような人生を辿るかをあらかじめ承知しております。潜在的大我の発達にとって必要な資質を身につける上でそのコースが一番効果的である事を得心して、その大我の自由意志によって選択します。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―その意味であなた方は自分がどんな人生を生きるかを覚悟の上で生まれて来ているのです。その人生を生き抜き、困難を克服する事が内在する資質を開発して真の自我、より大きな自分に新たな神性を付加していく事になるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
私が“魂は承知している”と言う時、それは細かい出来事一つ一つまで知り尽しているという意味ではありません。どういうコースを辿るかを理解しているという事です。その道程における体験を通して自我が目覚め悟りを開くという事は時間的要素と各種エネルギーの、―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―相互作用の絡まった問題です。例えば予期していた悟りの段階まで到達しない事があります。するとその埋合せに再び地上へ戻ってくる事になります。それを何度も繰返す事があります。そうするうちにようやく必要な資質を身につけて大我の一部として融合していきます。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
時には万策つきて万事休すと諦めかけた、その最後の一瞬に救いの手が差伸べられる事があります。霊的知識を授かった者は、いかなる苦境にあっても、―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―その全生命活動の根源である霊的実相についての知識が内なる冷静、不動の静寂、千万人といえども我行かんの気概を失うような事があってはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
自分がいかなる存在であるのか、何のためにこの世にいるのかについての正しい認識を失わぬようにして下さい。あなた方のようにふんだんに霊的知識に恵まれた方でも、どうかすると毎日の雑事に心を奪われて霊的実相を忘れてしまいがちです。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―が、それだけは絶対に忘れないようにしなければなりません。地上という物的世界において生活の拠り所とすべきものはそれ以外にはないのです。霊こそ実在です。物質は実在ではないのです。あなた方はその実在を見る事も触れる事も感じ取る事もできないかも知れません。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―少なくとも物的感覚で感識している具合には感識できません。しかしやはり霊こそ全ての根源である事に変りありません。あなた方は永遠の存在である事を自覚して下さい。生命の旅路においてホンの短い一時期を地上で過ごしている巡礼者にすぎません。

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