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【8/7】霊関連書籍の内容の抜粋です(祈)†「シルバーバーチの霊訓⑫」

『シルバーバーチの霊訓⑫』
神は決してあなたを見捨てません。見捨てるのはあなたの方です。あなたが神を見捨てているのです。困難に直面した時、その神の遺産を結集し必ず道は開かれるのだという自信をもつ事です。不動の信念をもつ事です。そうすれば道は必ず開かれます。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
悲しみは魂に悟りを開かせる数ある体験の中でも特に深甚なる意味をもつものです。それが魂の琴線に触れた時、一番よく魂の目を覚まさせるものです。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―魂は物的身体の奥深く埋れているために、それを目覚めさせるためにはよほどの体験を必要とします。悲しみ、病気、不幸等は地上の人間にとって教訓を学ぶための大切な手段なのです。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―もしその教訓が簡単に学べるものであれば、それは大した価値のないものという事になります。悲しみの極み、苦しみの極みにおいてのみ学べるものだからこそ、それを学べる段階まで来ている魂にとって深甚なる価値があると言えるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
人間の生活に過ちはつきものです。その過ちを改める事によって魂が成長するのです。苦難や障害に立ち向かった者が気楽な人生を送っている者より大きく力強く成長していくという事は、それこそ真の意味での“ご利益”と言わねばなりません。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―何もかもうまく行き、日向ばかりを歩み、何一つ思い煩う事のない人生を送っていては魂の力は発揮されません。何かに挑戦し、苦しみ、神の全計画の一部であるところの地上という名の戦場において、魂の兵器庫を開き神の武器を持ち出す事、それが悟りを開くという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
神は一瞬の休みもなく働き、全存在のすみずみまで完全に通観しております。神は法則として働いているのであり晴天の日も嵐の日も共に神の働きです。有限なる人間に神を裁く資格はありません。宇宙を裁く資格もありません。地球を裁く資格もありません。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―あなた方自身さえも裁く資格はありません。物的尺度があまりに小さすぎるのです。物的尺度で見る限り世の中は不公平と不正と邪道と力の支配と真理の敗北しかないかに思えるでしょう。当然かも知れません。しかしそれは極めて偏った、誤った判断です。

『シルバーバーチの霊訓⑫』
霊的真理は単なる知識として記憶しているだけでは理解した事にはなりません。実生活の場で真剣に体験して初めてそれを理解するための魂の準備ができた事になります。どうもその点がよく解って頂けないようです。種子を蒔きさえすれば芽が出るというものではありません。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―芽を出させるだけの養分が揃わなくてはなりません。養分は揃っていても太陽と水がなくてはなりません。そうした条件が全部揃った時にようやく種子が芽を出し生長し、そして花を咲かせるのです。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―人間にとってその“条件”とは辛苦であり、悲しみであり、苦痛であり、暗闇の体験です。何もかもうまく行き鼻歌まじりの呑気な暮しの連続では神性の開発は望むべくもありません。そこで神は苦労を、悲しみを、そして痛みを用意されるのです。―

『シルバーバーチの霊訓⑫』
―そうしたものを体験して初めて霊的知識を理解する素地が出来あがります。そしていったん霊的知識に目覚めると、その時からあなたはこの宇宙を支配する神と一体となり、その美しさ、その輝き、その気高さ、その厳しさを発揮しはじめる事になるのです。

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