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JLCPCB基板発注!第2弾

どうも、Aquilaのチームリーダー兼ハードを担当している人です。
メイン基板がやっと完成したので、それについて解説しようと思います。

(ところで、ひとつ前の投稿から1ヶ月以上が経過しているのですが、今回の基板のDCDCコンバーター回路が初めての試みであったためうまく動かせませんでした。結局モジュール1つお亡くなりになってしまいました。)

今回の基板の概要はこのようになっています。
・メインマイコン:STM32446RE
・DCDCコンバーター:OKL-T/6-W12N-C
・3端子レギュレーター:LM3940IMP-3.3/NOPB
・ジャイロセンサー:BNO055(秋月電子)
・マルチバスプレクサ:PCA9547D
・書き込み用ポート:USBtypeC 2.0 x2
・距離センサ:VL6180x x8 , VL53L0x x3
・カラーセンサ:tcs34725

その他、モーターにつなぐコネクタ等が配置されています。
また、3色のLEDを用いており、
・赤:書き込み中、USBC接続中
・緑:STMマイコン稼働中
・青(電源基板に配置):電源供給中
となっています。これにより、コネクタやマイコンの状態を確認できます。

電源の流れに関しては、
7.4V Li-po→DCDCコンバーターで5vまで降圧→3端子レギュレーターで3.3vまで降圧
となっており、ここでは載せていないサブマイコン(orange pi)とモーターで5vを使っています。メイン基板に載っている大半のデバイスは3.3v駆動です。

基板の制作はKiCADで行っています。
今回は基板の輪郭をfusion360で設計し、svgファイルに変換した後、 KiCADで読み込みました。

※svgファイルに変換する段階で全くうまく行かず、かなり苦戦しました。
dxfファイルからsvgファイルにするところで勝手に縮尺が変わってしまうんですよね。どなたかこれを解決する方法をご存知の方は教えてください!



基板の製造はJLCPCBさんにお願いしました。
JLCPCBさんにはチームのスポンサーにもなっていただいており、大変お世話になっています。


↑ JLCPCBさんのロゴ
基板の裏面にも入れさせていただいています。

https://twitter.com/JLCPCB_Japan?s=20 
↑JLCPCBさんのサイトとX(twitter)はこちら

基板の製造を依頼できるサービスは個人で使えるものでもいくつかありますが、JLCPCBはその中でも特に「速い」です。
この基板も、製造をお願いしてから届くまでに1週間かかるかかからないかぐらいだったと思います。
ロボットを作っていく上で、部品が届くまでの時間が長いとそれだけタイムロスになってしまい、大会などに影響が出ることもあると思います。
その点で、「速い」ことはとても嬉しいです。

また、前回の記事では「安い」ということにも触れました。
他と比べるとJLCPCBはかなり安いうえに、クーポンも配っているので試作機の制作など、お金をそんなにかけたくないときにはとても嬉しいです。

今回はメイン基板とJLCPCBさんについての紹介でした。
みなさんもぜひJLCPCBさんで基板を発注してみてください。

もしこの投稿に関して質問等あればX(旧twitter)のDMで送ってください。
喜んで返信いたします。
アカウントはこちら↓
https://x.com/aquila_rcj

ではまた今度の投稿でお会いしましょう!
ばいばい👋


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