東海地方の人は多くの水族館にシャチいると思ってる説
シャチは大変珍しく、国内では名古屋港水族館(愛知県)と鴨川シーワールド(千葉県)でしか見ることができません。
しかし東海地方に住む人たちは割とどこにでもシャチがいるものと思っているようなのです。
そのことに気づいたのは私が仕事で愛知県に行ったとき…
石川県民の私「愛知県といえば名古屋港水族館ですよね。先日名古屋港水族館で、生まれてはじめてシャチを見ましたよ。」
愛知県民さん「えっ!?子供の頃に地元の水族館で見ませんでしたか?」
シャチは国内では2つの水族館でしか見ることができないと伝えると、その場にいた愛知県民4名、岐阜県民1名はその少なさに驚いていました。東海地方に住む多くの人は幼少期に一度は名古屋港水族館を訪れてシャチを見ているため、シャチがそんなに希少な生き物だとは思っていないようでした。
石川県民の私も、子どもの頃にのとじま水族館でジンベエザメを見ているため、全国水族館めぐりをするまではジンベエザメが全国で4つの水族館でしか飼育されていないとは思っていませんでした。
ジンベエザメが見られる水族館
・のとじま水族館(石川県)
・海遊館(大阪府)
・かごしま水族館(鹿児島県)
・沖縄美ら海水族館(沖縄県)
鹿児島県民さんにもジンベエザメについて聞いたところ、地元の鹿児島で見られるので、割とどこの水族館にでもいると思っていたそうです。
多くの人は子供の頃に地元の水族館に行っている
↓
全国にある水族館も地元の水族館と同じような展示がされているだろうと無意識に予想
↓
珍しい生き物がいる水族館の地方の人はその珍しさに気づかない
こういう現象が起こっているんですね。
他県民の方と話すことで気付きがありました。
(終)
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