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超実戦的なゴキゲン中飛車対策!超速左銀戦法!

記事2つ目です!
今回は中飛車対策の超速左銀戦法について、ある程度変化がまとまったのでアウトプットしようと思います。
一応先手中飛車にも使える戦法ですが、私は後手ゴキゲン中飛車にしか使って無いので仮想敵は後手のみという事で書いていきます。
最近マルハラとかいう意味不明な造語が新しく作られましたが、不要なマナーに縛られて言動が制限されるのはあまり好きでは無いので無視していきます😎

ここでいきなり▲68銀と上がるのが超速左銀戦法!
△56歩と突かれる手が気になりますが▲66歩で問題無し。
また△33角▲77銀に対して△56歩に対しては
超速二枚銀の形に組めば普通より得していて5筋の逆襲が見込めるから作戦勝ち!
基本的に相手から5筋を突いて来たら二枚銀で対抗する形を目指せばOK。
基本図1
相手が普通に美濃囲いに組んで来たら▲66銀の牽制力で△53銀や△44歩が指せないから大体こう進みます。
ここでは①△63銀②△74歩があります。
どちらにも▲35歩△同歩▲45桂と仕掛けるのがこの場合の形(余談ですがこの時点で+400、超速より高い)
基本図2
①△63銀の場合は▲35歩と突いた時に△65歩と反撃する手筋があります🤔
△65歩には▲77銀と引いて以下符号だけ並べますが、△35歩▲45桂△44角▲24歩△同歩▲97角△52金▲24飛△23歩▲34飛△33桂▲56歩と突いて先手やや良し。
この戦型は▲97角という符号が良く出てきます。
基本図2から▲35歩に△同歩なら▲45桂と跳ねて
①△44角②△22角と分岐します。
①△44角には▲24歩△同歩▲34飛△33桂に▲55銀と出る手が必殺で先手良し。
△同角▲同角△同飛に▲41角が激痛で後手痺れてます。
②△22角に▲24歩△同歩▲同飛△44歩なら▲23歩と打つのが形。
以下△31角▲44飛△43銀▲24飛△44歩▲33歩△同桂▲同桂成△同金▲29飛△24歩▲55銀と進み。
ここまで来たら先手良しです。
桂跳ねて角追い返して▲55銀の実現を目指す作戦です。
基本図1に戻り②△74歩にも同じように▲35歩▲45桂▲24歩▲34飛と仕掛けます。
△74歩型の場合はここで▲97角と覗く手が急所。
以下△63銀に▲56歩とこちらから突き△同歩▲44飛△同歩▲33桂成△同銀に▲55桂と打つのが継続手!
△72銀▲64角と出た図面は先手良し!
以下は▲52歩△同飛▲63角や▲54歩△同飛▲65銀が有力でどちらでも先手優勢です。

この戦法は▲66銀と早めに形を決めるので、後手も歩調を合わせて右銀を繰り出してくる指し方をしてくるケースもあります。

その場合は▲36歩を早めに突くのが工夫の一手。
ここで△56歩にはやはり二枚銀の形を作るのが急所。
歩はパクパク取られるけれど陣形と駒の働きの差があるから先手+600位。
右桂使って中央から逆襲しよう!
△56歩を見送って駒組みを進めて来たら、こっちも居玉のまま超速▲46銀を目指す。
ここでポイントは△42銀を見てから▲66銀を指すこと。
△53銀を牽制する意味の▲66銀なので、追い返されるリスクを考えるとすぐに形を決める意味は薄いのです。
そのまま超速▲46銀から普通に早繰り銀で攻めて先手良し!
サッカーのポジショニング戦略みたいですが、超速左銀は相手の右銀を牽制してるからこちらの右銀の自由が効きますね。
他には美濃囲いから左銀を繰り出してくるパターン、これには▲36歩を早めに突きます。
相変わらず5筋の交換は歓迎だから△63銀▲37銀△54銀▲46銀△65歩には▲75銀と前に進みます。
以下普通に組み合って▲64銀から▲55銀を目指して先手作戦勝ち!
左銀対抗を見せて来たら超速▲46銀で対応しましょう。


まとめ
・5筋交換型には超速二枚銀から中央の逆襲を目指す。
・左銀対抗型には超速▲46銀で対応(場合によっては早繰り銀も含みにする)
・普通に美濃囲いで組み合った形には▲35歩△同歩▲45桂から仕掛ける。

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