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2024年3月26日禁止改訂(これはジョーク記事です)


この記事は以下の大会のために作られたジョーク記事です。

https://vxtwitter.com/ay_tt_vt/status/1767761978859335689?s=46&t=jm0q21qqS7RtGRBmRxUk-g

スタンダード
・《血に呪われた者、オドリック》禁止

パイオニア
変更なし

モダン
変更なし

レガシー
変更なし

ヴィンテージ
変更なし

発効日
MTG Arena:2024年4月3日のみ

スタンダード


我々は2022年のデザイン演説記事『イニストラード:真紅の契り』において人気キャラクターであるオドリックがほとんど使い物にならないカードであったと言及しました。

《血に呪われた者、オドリック》は多くの場合バニラと遜色ありません。
ドラフトにおいては色拘束がないという点で《民兵の結集者》が優先してピックされる場面を我々は目撃しました(そして「レアカードなので5円で売れる最低保証がある」という理由で14手目でピックされるまで8人の眼前でうろつき続けました)。


レアカードがコモンのカードに性能面で劣るというのは完全にデザインの失敗と言っていいでしょう。
リミテッド・フォーマットでコモン・カードに劣るカードが構築フォーマットにおいて使われるということはなく、メタゲームには何の影響も及ぼさないことは明らかです。
また、元々ストーリー上で《ヘンリカ・ダムナティ》から血を流し込まれ吸血鬼化するのは彼ではなくサリアである予定でした。人気キャラクターである彼女の新たな側面を描くことが出来なかったという点においても彼の──いえ、我々の罪は重いものになります。
我々は今でもスタンダード環境において禁止カードを出すことを良く思ってはいません。
スタンダードで禁止されたことのあるカードはマジックの30年の歴史においてもそう多くはなく、記録として大きく残ります。
このレアカードを開発の歴史から消し去り、かつ戒めとして残しておくために《血に呪われた者、オドリック》は禁止となります。

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