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Nikon Ai-s 50mm F/1.8の分解
ニコン AIS 50mm F/1.8は、カメラ販売において外せない人気のパンケーキレンズです。
以前はNikon EMにくっついている平凡な標準レンズ扱いで安く手に入ることもありましたが、今ではみなさんよくご存じなのか、なかなか安くは手に入りません。
兄弟機種として、プラスチック成分多めのNikon SERIES E 50mm F1.8もあります。
前玉分解
銘板を直接回しても外れません。
と書こうと思っていたんですが、外せました。
![](https://assets.st-note.com/img/1678408332482-ncdYQkbg7a.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1678408332834-wksNnHDbud.jpg?width=800)
8割方は、側面のイモネジを緩めてフィルター枠ごと外すのが手順ですが、直接外せるタイプのあるようです。
ちなみに、Nikon SERIES Eは、銘板直で外せます。
![](https://assets.st-note.com/img/1678408332528-cTqPTecoBH.jpg?width=800)
銘板の下をカニ目レンチで外せば絞り羽根に到達します。
![](https://assets.st-note.com/img/1678408332451-mvmWAlNIIT.jpg?width=800)
後玉分解
直接レンズ周りのリングを回せば分解できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1678408495793-YnVCfJ5r55.jpg?width=800)
後玉を締めているのは、一番外側のリングだけです。
あとは、レンズサッカーで吊っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1678408495884-LmA4KD7DTl.jpg?width=800)
途中のスペーサー役のリングには、上下があるので注意して下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1678408495969-Jtqu2GYS5N.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1678408495829-s2Qqs82ehF.jpg?width=800)
分解自体はとても簡単なのでどんどん手を出したいレンズです。
不具合として、フォーカスリングがスカスカになっていたり、絞り羽根の油染みや動作不良が比較的多いですが、対処方さえ知っていれば怖くないです。
前玉分解補足 後期タイプ
後期になるとかなり造りが変わってきます。
最初絞りの数字もオレンジじゃなくて、赤っぽいです。
銘板を取ったら、フィルター枠を外します。
6本見えるネジのうち、上側に出ている3本のネジを抜きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719633177016-udcDiiBZQl.jpg?width=800)
更にネジ3本抜くと、前玉一式取り外せます。
![](https://assets.st-note.com/img/1719633177072-6nCWdqsCGE.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719633177065-OF9xaoe1Ba.jpg?width=800)
一番前面のリング結構固いので、かなり本気出さないと外れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1719633177138-Vp1T1wQyHs.jpg?width=800)
Nikon Ai-s 50mm F/1.8の分解は以上です。
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