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ニコン Sマウントレンズの分解(Nikkor SC 50mm F/1.4)
NIKONと言えば永遠のFマウントですが、そうじゃないマウントの一つがニコンSマウントです。
ニコンS、SP用のレンズで、フォーカスリングがついてません。
「じゃあ、どうやってピントを合わせるの?」
という話になりますが、対応機種のニコンSシリーズはボディ側でピントを合わせられるのでレンズ側にはいらないのです。
自分的には、高値になれどもなかなか売れないレンズっていう印象でしたが、最近は結構売れるという話も聞きます。
ピント調整できないので、以前はデジカメでは使えなかったと思うんですけど、今ではヘリコイド内蔵のアダプターもあるので状況が変わってきているのかもしれません。
後玉分解
ギザギザのついたリングを回します。
![](https://assets.st-note.com/img/1679929353683-K6lNoyUJIy.jpg?width=800)
リングを取った後、外装を上に抜きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1680042717141-r4zK0PQKFW.jpg?width=800)
レンズを回して外せば、絞り羽根まで到達します。
![](https://assets.st-note.com/img/1680042651472-qZwJegjC9q.jpg?width=800)
前玉分解
銘板は回しても外れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1680042920663-v3uJpqi2aE.jpg?width=800)
フィルター枠ごと本体から分離させます。側面を掴んでねじって下さい。
結構長く回さないと外れません。
![](https://assets.st-note.com/img/1680042920610-InhExeEq6L.jpg?width=800)
前側レンズを横から見た画像です。
シルバーと黒の境目で分離できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1680042921064-3lyLlH7eRB.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1680042920909-Tj67ogoCrw.jpg?width=800)
絞り羽根に多少油じみがあっても、マニュアルでしか絞り調整はしないので無理して清掃せずとも好いと思います。あまりきれいになる印象もありませんし、羽根が滑落する危険性もあります。
Nikon Nikkor SC 50mm F/1.4 Sマウントの分解は以上です。
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