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手相鑑定では、本に書いてあるままお伝えしたら占い師の意味がない


手相を観る機会が多いのですが、お客様の中には自分の手相はだいたいわかる・・という方もいます。


本屋さんへ行けば本が出ていますし、雑誌などでも取り上げられることが多いネタですね。


本を読んで、たとえば、「この線は、こういう意味か・・当たってる」とか、「うーむ、そうかな?なんか違う気がするする」ということはある思います。


わたしは対面鑑定が主ですが、そのメリットは、ちょっとしたところにもあるのです。


手相を観る・・ということに関しても、きっとお客様は「他の占い師と同じことを言うだろう」と思っていると思います。


もちろん、そうですが、わたしの場合は、そのほかにお客様の反応(顔、声のトーンなど)を感じ取り、言い方を変えたり、お客様へのメッセージも忘れません。


本などは、この線の人はこういう性格・・とズバリ書いてありますが、わたしは、そういう言い方はしません。


それは、わたし自身、今までに手相を観てもらった時に、何度も不快な思いをしたからなのです。


わたしは、KY線を持っていますが、これ、「空気読めない人」って言う風に覚えた占い師さんがけっこういます。


と言うのは、わたしの手相を観て10人中9人がそう言いました。そして、また、「そんな事ないと思います」と言っても無視でした。


とても不快ですよね。


例えば、事務職は不向きな手相の方が、事務職に就いていたりすることもあります。
それを「事務職は不向き」と本に書いてあるまま言うと傷つけてしまいます。


では、なぜ、そのお客様の手相は事務職は不向きだけど、事務職に就いているか?と考えるのです。
自ずとわかることは、「お客様が、日々、努力をされている」と言うこと。


だから、ここんところをお伝えすることが大事なのです。
「日々、努力されてますね。初めの頃は大変だったのではないですか?今でも、大変なことはあると思いますけど・・・」とお伝えすると、エネルギーが変わるんです。


そして、お客様自身が「事務職は向いていない気がする」と言われた時に、「○○のお仕事の方がより向いていますね」とお伝えしています。


占い師さんそれぞれ鑑定のスタイルがあると思うので、わたしのやり方が良いとは限りません。


お客様に合った鑑定ができることが理想です。


占い舘Luri
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神戸三宮駅、元町駅から徒歩5分

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