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ひとりごと 〜最近「トイレの便座カバー」を見ない〜

最近とんと見なくなったもの、きかないものについて、
なんとなくつぶやいて見ようかしら、と思った次第のこと。

思いついたものとして、
最近、洋式トイレの便座カバーというものを
ほぼ見なくなった。
ウォシュレットタイプの普及に伴い、
便座にウォーマーがついていることが必然となってきているから
当然といえば当然の流れとも言える。

30年くらい前には普通に見たものだが、
とにかくまったく見なくなった。

便座カバーの衰退の流れは
「電話カバー」の衰退と時を同じくするような気がしてならない。

黒電話が全盛だった時代、
「黒電話は味気ない」という考えのもと、
カバーをつけている人が少なくなかった。
しかしあのカバーとやらは
花柄その他、派手なものが多く、
派手でも良いのだが
スタイリッシュなものがまるでなかった記憶が深い。
ミッドセンチュリーモダンなテイストなんかは勿論皆無であった。
ある訳がない…。

便座カバーは柄物はあまりなかったものの、
カラーバリエーションはかなりあったと思う。
今であればユニクロのフリースを彷彿とさせる。
ユニクロも便座カバーでフリースのような展開をすれば…
ある訳がない…。

まあとにかくわかっていることは
便座カバーメーカーは近年30年くらいで
急激に売上げを落としたということだろう。

それにしても
便器のウォシュレットタイプ、
ウォーマータイプの普及は
日本特有のもので世界的なグローバルな普及ではない、
という話をよくきく。
日本のトイレはガラパゴス化しているのだろうか。

誰がどう考えても「日本式(現代の)」が
最高に素晴らしいと思うのだが、
誰かが言っていたが
「日本人は尻の穴を過保護に甘やかされている」というのも
確かかもしれない。

日本以外の国のかの穴は「ワイルドな野性育ち」、
日本は「貴族・お公家様」?
でもそんなところに野性味は要らないとも思うのだけれど。

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