[机上の九竜城]列車に閉じ込められてしまった場合の判断。

そう、今年は、ウチの分団は、桜木町駅前の警備担当ではなかった。担当された分団のみなさん、お疲れさまでした。∠(￣∧￣)　職場の姐さんもトンネルのなかで車内に残されました。大変な経験だし、疲れてしまってます。(そうでなくても大変なのに!!)
　
　
事故に遭われたみなさん、お疲れさまでした。
無事にお帰りになって、無事に本日まで仕事、生活されていますか？
とんでもないことになってましたね。。。
お疲れさまでした。
また、対応された駅務員、関連のみなさん、お疲れさまでした。∠(￣∧￣)
　
　
さて、本日は、みなさんに大切なお知らせです。
　
　
もし、あなたが、電車、地下鉄を利用していて、何らかの原因で、集団で車内に閉じ込められてしまうような状況になってしまったとします。
それが、火災や、狂人など、
命にすぐに関わる問題でない限り、
　
　
駅務員の指示無く、車外に出ないでください。
　
　
電車の場合、線路の安全が確認できなければ、運行は再開されません。
　
つまり、
あなたひとりの、
たったひとりの、
　
あなたひとりの、
たったひとりが持つ
強い欲求で、
　
今、車内にいる全ての、
そして、
今、前後の列車にいる全てのかたがたの、
　
帰る時間が、
　
余計にかかる
　
のです。
　
　
公共意識を持ち、欲求を抑え、自己抑制することは日本人なら得意なはずです。声高に叫ぶこと無く、周囲のかたがたと意志疎通をし、ネットで状況を伝え、電車にまつわる災害を乗り切りましょう。
　
　
不安になるでしょう。
でも、"Message in a bottle (by The POLICE)"(放題『孤独のメッセージ』イギリスのロックバンド、ポリスの1980年代の流行歌)。みんな不安なのは一緒なのです。欲求を抑えましょう。火病を起こすのは、彼の国のかただけにしてもらいましょう。
　
　
ただし、命に危険が迫っていたら話は別です。まあ、車外にいきなり出てしまうと、他の列車に轢断され死亡する、やら、いろいろ危険ですが。車外にいきなり出てしまう危険性をよくお考えください。
　
なお、特に地下鉄に乗車している場合は、「車外に出る」即ち「死亡」とお考えください。第三軌条に高圧電流が流れています。人間の身体は導電性です。雷に打たれた状態になります。くれぐれもご注意ください。
　
　
どうか、思慮深いみなさん、つらい状況であっても、よりよいご判断を。
　
　
駅務員のみなさん、
毎日、安全運行、安全管理、お客様応対、お疲れさまです。
しかしながら、災害は起きる時には起きます。その際に、お客様応対を行うのは、まず駅務員のみなさんです。
お客様はみなさん、怒っているでしょう。そして不安でしょう。
我々ができることは、
　
　
常に最新の情報を得る努力をすること、
　
　
例え何万回同じことを尋ねられ、詰問されたとしても、
何万回でも同じように、
しかも、お客様のご不安を考え、
丁寧に丁寧に、状況を伝えられるようにすること、
　
　
だと思います。
どうぞ、安全安心のために、ご健勝を∠(￣∧￣)
　
　
(Wed, 06 Aug 2015, 08:08 JST.)
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