ぼくは魔法使いになりたかった24

ぼくの夢の中に人がいた。

「はじめまして」(実際にはこの前背中を見たし、初めてじゃないけど、)一応頭を下げる。

相手はあのじーさん、違った。スゴイ大魔法使いらしい。

大魔法使いのなかでも、魔法力(MP)が凄まじく、相手は竜と間違えて逃げたって伝説がある。

こうして目の前にいても、押さえてるのかな?わからないや。

「彼方、お前はわしの直系じゃ」ポツリと言う。

(ふうん、そっか。)頭はなにも理解していない。黙って聞く。

生きてる祖先の一人を間近で見て、すぐ納得できるわけない。うーん。ハルクでもいれば、納得出来たかな?

「ハルクか信頼してるようじゃな」笑う

「こっちの世界に来てはじめて会ったからね」出会ったときのこと。簡単に言う。

答えられることあって良かった。無言はツライ。あっ!考え読まれた?

「ワシはこの国の時間でちょうど50年前に、お前の世界に行った。」

事情は、わからない。行かなきゃならなかったのかな?とちょっと思った。

「そうじゃ、連れ合いとの間に生まれた娘が弱くてな・・・」珍しく声のトーンが落ちる。

「お前の世界なら治せるに違いないと思ったんじゃ。実際こっちとは比べ物にならん。希望に満ちた輝いた世界。ワシにはそう見えた。」

なぜか悲しみが、混じる。

ぼくにはわからなかった。


第24回ここまで

中途半端ですみません(泣

次すぐ出します。

マジメに書け、つまんない、あきた、

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