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ぼくは魔法使いになりたかった(全52話)

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お金もない、力もない。 そんな自分にも夢があった。 人をたすけたい。 魔法が使えたら出来る? ゲーム世界で極めた絶大な魔法力。 役にたつ世界なんてあるの? ちょっとだけ働きながら…
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#戸惑う時間

ぼくは魔法使いになりたかった8

しばらく歩くと、大勢の兵士が野宿している場所についた。

ゲームや写真、博物館でしか見たことのない本物に感動する。

甲冑スゲー、これもマジもんだな。「触るんじゃない。」1人の兵士が駆け寄ってくる。

「メイスですよね。カッコいいなぁ」羨ましそうにみえたのか

「これは過日の戦いで賜わ・・」と自慢げに話しをしてくれた。

そこへさっきの小山のような人が来た隊長らしい、

「これを着ろ」軽めの甲冑を

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ぼくは魔法使いになりたかった6

仕事ってそう簡単には

見つからないんだよ

探してるときは、とくに

契約社員になった。

バイトにちょっと

けがはえた感じ。

給料は夜間のコンビニの方が

でも昼間、普通に通勤。

仕事は、単調。紙をはる

ノートにただひたすら

難しい内容じゃなかった。

言われた事をやる。それだけ

ここに倒すべきモンスターも

仲間もいない。時間が終わり

家に帰る。スーパーよって

弁当購入。この

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