お金もない、力もない。
そんな自分にも夢があった。
人をたすけたい。
魔法が使えたら出来る?
ゲーム世界で極めた絶大な魔法力。
役にたつ世界なんてあるの?
ちょっとだけ働きながら…
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#しばらくボチボチになるかも知れません
ぼくは魔法使いになりたかった24
ぼくの夢の中に人がいた。
「はじめまして」(実際にはこの前背中を見たし、初めてじゃないけど、)一応頭を下げる。
相手はあのじーさん、違った。スゴイ大魔法使いらしい。
大魔法使いのなかでも、魔法力(MP)が凄まじく、相手は竜と間違えて逃げたって伝説がある。
こうして目の前にいても、押さえてるのかな?わからないや。
「彼方、お前はわしの直系じゃ」ポツリと言う。
(ふうん、そっか。)頭はなに
ぼくは魔法使いになりたかった23
頭がボーっとしてる。
なぜだろう、理解がおいつかない。
目の前のハルクに説明した。
「たぶん、龍たちと話す大魔法使い。どこかに行くって、子や孫たちの為に必要なことをするらしい。」
頭の整理がつかず、見たままを言う。
ハルクも黙ってうなづく。
「なぜ、ぼくに・・・」
とまどうぼくをハルクは黙って見つめる。
「少し眠れ、いてやるから」
いつもにまして、優しいハルクに驚く。
「どうし