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ヤマト繋がるプロジェクト2023を終えて(統括として得たもの)

こんにちは!APY学生スタッフで、ヤマト繋がるプロジェクトの統括をしていた鎌野真美です。

2/9(金)に行った報告会をもって、2023年度のヤマト繋がるプロジェクトが終了しました。

(ヤマト繋がるプロジェクトのnoteまとめはこちら⬇️
https://note.com/apyyokohama/m/m91abd7ca37a4)

企画メンバーは、報告会で実施報告や自分の成長を語ってくれましたが、実は統括は、自分の心境をお話する機会が少なく。
今回は、私が統括として活動した中で"得たもの"を中心に、1年間を振り返っていこうと思います。


得たもの①"高城さん"のモノの見方

統括として1番の収穫だと思ったことは、高城さんのモノの見方を知り、身につける練習ができたことだと思います。

APYには色んなプロジェクトと関わり方があって、学生もたくさんいるけれど、ヤマト繋がるプロジェクトの統括が1番、高城さんが普段やっていることと近いのではと、あるとき気が付きました。
複数のチームをまとめるポジションで、
メンバー集めとチーム編成をし、
日頃はメンバーのメール文章の確認や修正をしつつ、定期会議も開いて、随時進捗を確認、
リマインドや催促、根回しもして、ゴールを目指す...
(高城さんはこれをプロジェクト単位でやっているので、もちろん私とはレベルが違うのですが。。)

そして、これらを実行するときは、「視座」を高める(1つ2つ上の層から物事を見る)経営者・マネジメントの考え方が大事だと教わりました。
ただ、4月の時点ではこの考え方が(頭では理解できても)パッとは思いつかなくて、
ついつい目の前のことでいっぱいになったり、周りを見る前に自分が動いてしまったり...。
「なんで高城さんはそんなことを思いつくんだろう」といつも疑問でした。

が、「訓練だから」と言われ、
1年間統括をすると、
・常に全体を見て、自分は一歩引いておくこと
・全体から逆算して、常に次のステップを考えること
・常に注意深く見渡して、足りないものに気づくこと
が、徐々に、意識しなくてもできるようになっていった気がします。
(まだまだだと思いますが大目に見てください高城さん!!)

そして、「高城さんはこういう風に考えるだろうな」というのが聞く前から分かったり、
「次はこれについて言われるだろうな」というのが予想できて言われる前から動き始めたりできるようになったと思います(と自分では思ってたけど、どうですか?まだまだですかね、。。)

この高城さんのモノの見方、高い視座が分かるようになったのは、視野や考え方が大きく広がった感覚でとても面白かったし、社会人になったら絶対に重要になるだろうなと感じています。

得たもの②自分の"性格を超える"こと

前述の、「高城さんのモノの見方」を得ながら、チームメンバーや相手を客観的に見ることが増えた結果、自分のことも客観的に分析することが増えて、自分の得意不得意、ダメな部分も沢山発見しました。
就活の自己分析なんて、全然ちゃんと分析できてなかったなと反省するくらい、もっと詳しくて深いことがこの1年で分かったと思います。

その中で、私が苦手で、でも少しできるようになったのが、
誰かにお願いをする、ムチャぶりをする、周りの力を借りて何かをやってもらう」ということ。

「ムチャぶり」がお家芸なアクションポート横浜ですが、私は元々とっても苦手なタイプ。
子どもの頃でさえ親におもちゃをねだったこともないくらい、自分から誰かに「○○して~」と言うことは多分今までほとんどなくて、
向こうから手伝ってくれる以外は、
自分が頑張るor誰かをサポートする、しか選択肢がなかった気がします。

しかし、ヤマト繋がるプロジェクトの統括はまさに、「仕事を振る」のが仕事。
自分自身が動きたい、自分が周りをサポートしたいと思ってしまう中で、自分以外の誰にどうしてもらうのかを考えて、声掛けの言葉、言葉遣いやニュアンスにも気を遣いました。

これも、前よりは随分できるようになったんじゃないかと思っていて。(感情面ではまだ抵抗があるけど、やることの重要性と、振ることの楽しさも分かるようにはなった。)
多分、私からたくさん仕事振って来たよ?ムチャぶりされたよ?というメンバーも多いと思いますが、それは私が性格に抗いながら頑張ったところ。そして、元々の性格を超えて、コツを掴んで、だんだん出来るようになって、性格を上書きできたところです。
ムチャぶりをするときは、いつも心に高城さんを宿しています(笑) 

得たもの③関係性をつくる楽しさと"家族化"

得たもの①と②は能力や仕事の話だったけれど、最後の③は感情ベースの話。
報告会を開いて思ったのは、プロジェクトに関係する全ての人と1番満遍なく深く関わりがあるのは統括。
チーム内はもちろん仲が深まっているし、社員さんは社員さん同士で仲が良かったりするけど、万遍なさでいえば統括に勝る人はいなくて。
学生とも、社員さんとも、それぞれの施設さんとも、財団や労働組合、それ以外の人とも、
キックオフ前からこまめに連絡をとって調整をしてお願いをしてきて。新たな人・施設さんとの出会いもあったり、一昨年昨年も繋がってはいたけどもっと仲良くなったり。

その関係性づくりの楽しさを、私が1番広く実感できたのではと思います。
そして、
最初は「学生」として出会った人たちが、"姉妹"に、
「社員さん」が、"頼れるお姉ちゃん""かっこいい姉御"に、
「連携施設さん」が、"暖かく迎えてくれるお母さん" に、
だんだんみんなが大きな"家族"になっていきました。
そして迎えた報告会は、別に報告の会じゃなくて、私にとっては"ただ大好きな人たちが集まる場"だったんです。
それを、報告会の場所で気づいて、衝撃と感動を受けました。
全員が私のよく知ってる人で、本当にお世話になった人で、大好きな人で、
みんな充実した笑顔を浮かべていて。
その人たち同士の関係もつくれた報告会が、忘れられないくらい幸せな光景でした。

この"家族"にまた絶対会いたい、集まりたいと思っています。

"家族"がくれた沢山のプレゼント。
企画学生がみんなで考えてくれたもの、施設さんがチームメンバーに加えて私にもと用意してくださったもの、一昨年お世話になった施設さんがくれたもの、社員さんが全国から持ってきてくれたお土産、一昨年統括がお仕事終わりにも関わらず用意してくださったお花などなど…
企画学生が作ってくれた、ヤマト繋がるプロジェクトのロゴのキーホルダー。このロゴは、今年度ヤマト社員さんに「ムチャぶり」して作ってもらったもの。感慨深い…。


今年度、"家族"になってくれた皆さん、本当に本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、充実した楽しい1年になり、良いプロジェクトが作り上げられたのではないかと感じています。
そして高城さん、ヤマト繋がるプロジェクト2023を私に託してくれて、たくさんの経験をさせてくれて、成長させてくれて、ありがとうございました。
私は4月から社会人になってしまいますが、この得たものと関係性は絶やさず、活かして、これからの人生に繋げていきたいです。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

アクションポート横浜
学生スタッフ・ヤマト繋がるプロジェクト統括 
鎌野真美

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