(3-5)不思議な力【 45歳の自叙伝 2016 】
小田原塾
そんな折、父が三叉神経の障害で酷い蓄膿になって入院したことがあった。父は手術が決まっていたのにその手術を拒否して、「氣」を使って触れずに痛みを取るという不思議な会に通っていた。そして、しばらくすると父はそこに入会して「氣」を通す(流す)側になって、母とその勉強を始めていたらしい。
両親が勉強を始めるまでの細かな経緯は良く知らないが、父に「小田原の塾に行くように」と言われ、何の気なしに言われるままに出掛けたのだった。その場所に行くと、何か新興宗教をイメージさせ