読書日記。「鶴は戦火の空を舞った」
岩井三四二著。「鶴は戦火の空を舞った」を読んだ。日本軍のパイロットが仕事に嫌気がさしフランスにわたって空中戦に明け暮れる話。不仲な妻や新たなパートナーになるであろう女性の存在がストーリーに面白みを加える。
私がもっとも興味がそそられたのは、この空中戦が第二次大戦のものではなく第一次大戦だということ。とかく第二次大戦の読み物は数多くあるが第一次大戦を扱ったものは少ない。それだけに新鮮さを感じた。
ドイツ軍のフォーカーやフランスのニューポール、スパッドなどの名機が登場するがその姿は私のメモリーにない。そこで次の本を引っ張り出してきた。
「戦闘機大百科 第一次大戦・戦間期編」である。ここには小説に登場する名機が紹介されておりその姿を脳内で飛行することが出来た。
二冊目の本を覗き見ることによって楽しみが倍増したように思える。
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