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芸術学コース・履修のこと(1年目から卒研着手まで)

2021年に京都芸術大学芸術学部芸術コースに入学して、まずやったことを書いておきます。どなたかここに辿り着いた方の目安になれば、と思って。
【単位の計算とスケジューリング】
必修科目はもちろんだけれども、選択科目でも、どの分野から取るかが決められている科目などがあって、ちょっとややこしい。とりあえず、必修を詰め込んで、あとは、卒論に入る前に事務局の方に相談するのが安心かもしれないです。
私は、2年で単位を取って、3年目には卒論を書こうと思っていたので、2年間で計画を立ててみました。そして、意外とハードであることが判明してしまいますが・・・。
【Sスクーリング科目】
スクーリングは楽しい。これこれ、やりたかったのって思うわけです。まずは、必修のスクーリング日程を確認して、そこは押さえる。これは、ちゃんと出て、レポート書けば単位は来ます。何しろ、どの科目もスペシャルな先生が講義されて本当に面白い。そういうところがこの大学の素晴らしいところだと思うのです。
【WS ウェブスクーリング科目】
このビデオを見るWS授業、「芸術史講義」などは美術史の概要がわかるので最初に取っておくのがいいと思います。おまけにレポートの文字数も少なく、書く練習にもなります。ビデオはイメージも美しく、落ち着いたナレーションに私は幾度となく眠りに誘われもしましたが。ビデオとテキストに沿ってレポートを書くのがセオリーだとは思いますが、講評で発表される優秀なレポートについて聞いていると、「そんなのこのビデオとテキストじゃ書けないでしょ」って毎回イラっと思ったりもしましたが・・・。ともあれ、レポートの練習するにはちょうどいい科目だと思います。
【TRテキストレポート科目】
TRテキストレポート科目、これが大変。でも、早くに始めた方がいいし、最初は練習だと思ってとにかくチャレンジした方がいいと思う科目。通信大学の醍醐味だとも思うのですが。私は1教科あたり3ヶ月で考えました。1ヶ月目にテキストを読み込み、資料を集める。2ヶ月目に資料を読み込み、なんか面白そうなことを考える。3ヶ月目に書く。仕事やら家事やら遊びやら何やらあるので、そのくらいの期間で考えてみました。3ヶ月の間、テーマを持って過ごせるのも楽しいし、そのために美術館に行くなんていうのも今までにはない美術の楽しみ方です。見る世界が変わってくることを実感できる科目とも言えます。ただ、実際には、1教科を3ヶ月ではなく、3教科を同時にそのスケジュールで進めました。ので、テーマによっては何だかわかんなくて嫌いになりそうなこともあり、私の場合は3ヶ月に3教科が限界と知りました。おそらく、3ヶ月に2教科ぐらいでも卒研着手の単位にはいけるはずです。じっくりやったほうがいいレポートになるのは間違いないでしょうし。
そして、この科目はテストがあります。「準備して書くだけですよ」とか言われましたが、いやいや、「準備したものを組み合わせて書く」ことが多く、準備したものを単なるコピペってわけにはいかないです。でも、レポートが今ひとつの評価だった時は、「リベンジになる(逆もある)」と思って頑張りました。
【成績について】
終わっちゃうと、成績はあまり関係ないなって思うところではあります。が、やっているとき、特に大学の前半は気になっていました。S90点代だと「やった〜」って感じ。A80点代だと「ですね」、って感じ。B70点代だと「マジか」、という感じでした。最終的には、私の成績は、GPAで3超えたくらいでした。
【今日のまとめ】
卒業式の分科会で、皆さんが芸術を学ぶことへの熱い思いを述べらえていて感動しました。私は、実のところ、そんなに情熱的だったわけでもなく、ただ、一人で本を読むよりもアウトプットして批評してもらうのが面白かったのかもなぁ、なんて思ったりしています。そして、もうちょっと熱く参加した方が面白かったかな、なんて思ったりもしているところです。

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