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Why do we always have to impress?

この記事はエイプリル・ゴースト(以下A)とジューン(以下J:Aのメンター的存在だが、多くは謎に包まれている人物)との対話形式でお送りします。


J:Aちゃん、最近どう?
A:「Aちゃん」って呼ばれるとなんか、日本の大御所ロックスターみたいで恐れ多いんですけど…。
J:イントネーション違うから大丈夫(笑)。それにそのロックスターと被る要素がないじゃん。
A:悪かったですね、華やかさやカリスマ性がなくって。
J:別にそうは言ってないでしょ。AちゃんはAちゃんとしての良さがあるんだからさ、そこと比べる方がおかしいってもんだ。
A:わたしの良さねぇ……。それってどういうところなんだろう? 自分ではよくわからないんですけど。
J:おれにもよくわからない…(笑)。でもなんていうか、こうやって話すときは割と全てを真剣に考えてるっぽいから、真面目なんだろうなって思うよ。
A:真面目……かぁ。言われて嬉しいもんでもないな。
J:えっ? そうなの? 
A:だってそれって「融通きかなそう」とか「頑固者」とかのイメージが裏にあるでしょ? 別に「面白い」って言われたいわけでもないんだけど、真面目って…もっとなんか他の言い方ないのかな?
J:確かに真面目は真面目しかないかもね。
A:わたし、そんなにお堅い感じに見えるんですか?
J:うーーーん…。
A:ちょっと! 返答に窮するのやめてくださいよ(苦笑)。
J:第一印象がそうだというだけで、いろいろ話してみればまた変わるんじゃない?
A:はぁ…、まぁそうですね。Jさんも第一印象は「寡黙で近づきがたい人」って感じでしたもんね。
J:えーっっ⁈ そうなの⁈ なんかそっちの方がカッコよくない?
A:今は全然そんなことないですけど(笑)。
J:なんかちょっと残念なやつみたいじゃない? おれ。
A:そんなことはないです。第一印象なんて崩してナンボですよ(笑)。他人に対する自分の直観は大事だと思いますけど、見た目で判断できることなんて少ないから、わたしは第一印象はあまり当てにしてません。
J:じゃ、改めて、Aちゃんはなんて形容されたいの?
A:う〜ん…。「変な人」って言われるのは、悪い気しないです。
J:あぁ〜(納得)。その言葉がAちゃんの口から出た瞬間、おれはきみのことを変な人だと思ってしまったよ…(苦笑)。
A:(笑)。でも、大抵の人はどこかしら変なところがありますよね。その…いわゆる“奇人・変人”というのではなく。変だと思われたくないから言わないこととか、行動しないことって誰でもあると思うんだけどな。その秘めたる部分が個性だったりする…? なんか今自分ですごく怪しいことを言い始めてる自覚はあるんだけど、基本的にわたしは「変じゃない人はいない」って考えだから。でも普段から「みんな変な人!」って思ってるわけではないよ。
J:おれもじゃあ、変なのかな?
A:変ですよ、多分。不服申し立てしたいでしょうけど。とにかくわたしは変なところもあっていいよと言いたい。それを見せる見せないは別として。
J:うぅぅ…。イヤだ。変なところがあるなんて受け入れたくない。
A:そういえばJさんを形容する言葉、まだ言ってませんでしたね。
J:いや、もういいよ〜。「寡黙な人」のままでいさせて〜。そうじゃなければもっと優しい感じのワードでお願いします。
A:《I’m going tell you something good about yourself.
        I’ll say it now and I’ll sati about no one else.》
J:なんで急に歌い出したの…
A:これはカメラ・オブスキュラというバンドの曲で…ベルセバのスチュワート・マードックがプロデュースしてるんです。周りの人と自分がちょっとズレていることを自覚して、内に篭りがちなティーンエイジャーを勇気付けるような歌詞だったんで、今日の話題に合うんじゃないかと…。
J:おれ、ティーンじゃないんだけど……?
A:あっっ! そうでしたね。でもわたしはJさんと話すときは自分が13歳とかのつもりでいるから…。Jさんの年齢をそれに合わせると……。あれ、Jさん今何歳でしたっけ(笑)?
J:それは内緒です。ま、エイティーズ・ファンな思春期を過ごしたということだけ言っておこうかな。それにしてもこの曲、なんか惹き込まれるね。
A:でしょ? スチュワートが関わっているのはこの曲だけなんですけど、アルバム全体を通して音がクリアで温かみがあるんです。ショートフィルムを集めたような印象です(?)。是非ともアルバムを聴いてほしいな。日本盤の伊藤英嗣氏の乙女な対訳も秀逸ですから。

Camera Obscura/Eighties Fan


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